同社では在宅勤務の推奨に加えて、フレックスコアタイムの廃止も実施。同社の広報は、キャリコネニュースの取材に
「より時間と場所にとらわれない、自由な働き方を推奨しています」
と理由を説明し、11~14時の時間帯については”勤務推奨時間”として設定していることを明かした。
このほか、緊急のものを除く国内出張や外出、来客対応は原則禁止。海外出張については禁止するだけでなく、プライベートの海外渡航についても自粛を呼び掛けている。どうしても渡航する場合は事前に申請が必要になるという。
また、外部の人が利用できるコワーキングスペースやカフェは休業。対面の主催イベントについては、人数を問わず原則禁止しており、歓送迎会や宴会についても開催自粛を呼び掛けている。
やむを得ない事情で出社する場合は、マスク着用やソーシャルディスタンスの確保、2メートル以内の対面による会議室利用は原則禁止――など細かくルールが定めた。さらに、本年度の採用活動については、新卒、中途ともに最終面接を含むすべてのスケジュールをオンライン上で実施しているという。
新型コロナの終息後も在宅勤務を継続するかどうかは、企業によって判断が分かれそうだ。同社の広報は
「オフィスの在り方をもう一回定義しなきゃいけないとは思っています」
と話し、7月以降の働き方については「今まさに検討中」と述べるにとどめた。