テレワークで便利なツールについて聞くと、ビデオ会議ツールの「Zoom」が圧倒的に1位だった。以降は、「Skype」、「Microsoft Teams」、「LINE」、「Chatwork」と続いた。他には、大学の授業などにも使われている「Cisco Webex」がランクインした。
回答は少なかったが、「電子契約サービスのクラウドサイン」、「勤怠管理・シフト管理システムのジョブカン」、「NTT東日本-IPAのシン・テレワークシステム」といった意見も挙がった。
新型コロナやテレワークの影響で「収入が減りそう/すでに減っている」と回答した人は50%。業種別に観ると「レジャー・エンタメ」「宿泊・飲食サービス」の業界では7割を超えた。また、「教育・学習支援」も収入減に直結しやすい傾向がある。
一方、「不動産」「医療・介護・福祉」「IT・コンピュータ」「運輸・物流」では新型コロナによる収入減の影響が少なかった。なお「収入が増えそう/すでに増えている」は全体の2%に留まった。
新型コロナによる収入減で副業を実践・検討の人も
これらの影響もあってか、「収入アップのために自宅で副業を実践したい」という人は94%にのぼる。
実践してみたい、もしくはしている副業は、「アンケートモニター」、「ポイントサイト」、「データ入力」、「記事のライティング業務」が上位を占めた。中には、「日本語教師」や「ウーバーイーツ」という声も寄せられた。
副業で月にどれくらいの収入が欲しいかを聞くと、「3万円~5万円」が最も多く39%。「3万円~10万円」を希望している人がおよそ7割だった。
既に副業を実践しているという人は74%もいた。3人に1人は、一週間のうち「1時間~3時間」を副業に割いていることが分かった。「10時間以上」の人は1割程度。
副業での収入を聞くと、「月3万円以下」が最も多く85%。次いで「3万円~5万円」が10%だった。