「WEB会議は心が伝わらない」 テレワークを阻むIT音痴な上司たち | キャリコネニュース
おかげさまで10周年 メルマガ読者数
65万人以上!

「WEB会議は心が伝わらない」 テレワークを阻むIT音痴な上司たち

上司のせいでテレワークができない人もいる

上司のせいでテレワークができない人もいる

自粛要請を機にテレワークに移行した会社は多い。その際、ITに対する理解が乏しい上司に振り回された人もいるようだ。キャリコネニュース読者からは、

「クラウドで使用している共用データフォルダをすぐ消してしまう。日々のExcelデータで使う、複雑に作った関数式を勝手に消してしまう」(30代女性/メーカー系)

といった声が寄せられている。今回は、ITリテラシーが低い上司に苦しむ3人の投稿を紹介する。(文:鹿賀大資)

社内ネットがパンクした時の対策法「不要なメール、ネットワーク接続は行わない」

メーカー系勤務の30代男性の会社では、全社一斉のテレワークを実施。その最中に、社内ネットワークがパンクするという事態が起きた。まともにメール1通でさえ送れない状況だったという。

「まるで国家機密でも扱うかのような謎のセキュリティの固さと、意味不明のルールでネットワークの不具合が続出した。その状況下でCTOの肩書を持つ役員が『不要なメールは送らない、不要なネットワーク接続は行わないこと』というメッセージを発信していた」

男性は「IT部署のトップがこれとは、時代を逆行しているにも程がある……。そもそもウチはIT部署にスキルのある人材もいないが」と呆れ気味だ。

流通・小売系の会社で働く40代女性は、アナログな上司に対する不満をぶちまける。

「コロナ前からPCが苦手、鉛筆派という逃げ口上を打っていた上司。リモートになった際の指示メールも酷かった。論理不整合、指示不明瞭、具体性欠如、無駄な長文というコンボ。情報を、PCどころか頭の中でもまとめられない人であることが露呈した」

アナログ云々というより、上司のスキルに疑問を抱いている。女性は「また明日も駄文解読に時間を取られるのか」と憂鬱で仕方がないようだ。

「だから私たちが無駄な労力を割いて、マニュアルを作成する必要がある」

メーカー系勤務の30代女性は、言動が一致しない上司について綴る。WEBやテレビ会議を「心が伝わらない。意思疎通ができない」と非難する上司だ。それでいて本人は、頻繁に無駄な長電話をしているという。

「なぜか上司は、WEB会議に参加させるために、新幹線移動を伴うレベルの遠方から人を呼び寄せる。WEB会議システムの使い方ひとつとっても、絶対に自分で調べようとしない人。だから私たちが無駄な労力を割いて、マニュアルを作成する必要がある」

女性は「システムなんて日々アップデートしているから変化するのに……」と呆れている。そんな上司は、女性の苦労も露知らずといったところか。

※キャリコネニュースでは引き続き「IT音痴上司のせいでテレワークに支障が出てる人」「お盆休み、ありますか?」に関するアンケートを募集しています。

【PR】注目情報

関連記事

次世代バナー
次世代バナー

アーカイブ