納得行かない社内ルール「業務時間30分前に集合」「鶴の一声でいつも変更」 | キャリコネニュース - Page 2
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納得行かない社内ルール「業務時間30分前に集合」「鶴の一声でいつも変更」

「イベントやローカルルールが部署ごとに違うため、異動するたびに馴染むのが少し大変である」(財務・会計関連職/20代後半/男性/公務員/年収380万円)

「店舗ごとにローカルルールがあるので、異動の際に正直、戸惑うことがあります」(ショップスタッフ/30代前半/男性/正社員/年収400万円)

「独自のルールで動いている雰囲気がある。そのためマニュアルはなく、人それぞれ言うことが違う場合も多い。その都度、確認作業が伴うので非効率に感じる場面が多く見られる」(施工管理/20代後半/女性/派遣社員/年収350万円)

社内ルールは「職場での統一性が欠ける」という口コミが目立った。こうした企業では、異動後の環境に適応するまで時間がかかったり、業務に支障をきたしたりなどの弊害も伴うだろう。

「業務開始時間の30分前には全員が集まっている」

また、暗黙のうちに社内ルールと化している、というパターンもあるようだ。

「管理職に上がるためには、暗黙のルールで、何かのプロジェクトを成功させるなどの功績が必要。でもどのプロジェクトに関われるかは運です。入社1年目でラッキーなプロジェクトにあたる人もいれば、10年経っても道半ばで頓挫するプロジェクトを転々と渡り歩く人もいます。自分から何かのプロジェクトに参画したいと申し出るチャンスは、ほとんどありません」(研究開発/30代前半/女性/正社員/年収600万円)

「昭和の風習が強い。個々の経験則に基づくルールもあるため、複数の人に質問してどれが正解か予測する必要がある。管理職から指摘される際は『違う』『やり直せ』と一言のみ。質問ができないため、どこがどのように駄目かは勘で対応しなくてはいけない」(機械設計/30代後半/男性/正社員/年収270万円)

明確なルールではなく、”言わずもがな”が社内ルールになっているというケースは、意外に多いのではないだろうか。企業に歴史があり、長年”右へ倣え”でまかり通っていた職場では、今では合理性を欠くようなルールも残っているとみられる。

一方で「業務開始時間の30分前には全員が集まっている、という無言のルールがあります。しかしそれをすることで、定時に帰ることができます」(研究開発/10代後半/男性/正社員/年収300万円)と良いか、悪いかの判断が付けにくいケースもあるようだ。

時代は昭和から平成、そして令和に変わった。社内ルールに、時代遅れのものはないだろうか。定期的に精査することが、仕事の生産性や社員のモチベーションアップにつながるかもしれない。【参照元:キャリコネ】

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