東京都で歯科医師をしている40代女性(年収800万円)も、血液型を理由に採用を見送られた。都内の一等地に構えるその歯科医院の面接官は、従業員でも院長でもなく、院長の妻だった。
「院長先生は最初に挨拶してくれるだけで、院長の奥さんが犬の散歩をしながらクリニックに登場し、面接してくれました。奥様の人選眼を信頼しているのでしょう。そこで『私、B型と相性悪いのよね』と言われて、不採用に」
一緒に仕事をするわけではない院長の妻に、血液型を理由に不採用にされてしまった女性。突っ込みどころが満載だが、女性は「なんの資格もない奥さんに決定権があることに大変驚いた」と振り返る。
このほか、個人事業主をしている50代女性(年収1000万円)も、「血液型など差別している会社は、今は良くても大きくならないでしょうね。人材に感謝がないとダメですよね。経営者の顔が見てみたい」という投稿をキャリコネニュースに寄せていた。
なお、厚生労働省は企業向けのガイドラインで血液型で適正・能力を見ると、「就職差別につながるおそれがある」と、注意を呼びかけている。
※アンケート概要
■実施期間
2021年8月4日~
■回答数
66※2021年9月10日時点
(記事では、2021年9月5日に寄せられた投稿を紹介)
■アンケート対象
キャリコネメルマガ会員(63万人)やキャリコネニュース読者、キャリコネニュースSNSフォロワー
■実施方法
アンケート集計ツール「クエスタント」を使用
回答ページ https://questant.jp/q/74FZSHAJ
■質問項目
あなたが就活や転職の面接で経験した信じられないようなエピソードを教えて下さい。(最低字数50字)