「病院勤務です。年に2回、ホテルの広間を貸し切っての忘年会、新人歓迎会があります。事務男性陣はカメラ係です。参加する職員は部署ごとに余興をしなければならず、その余興のために日常業務の終了後、部署ごとに集まって練習やら話し合いやらをしなければなりません」
(営業事務・管理事務、20代後半、男性、正社員、年収250万円)
病院クラスになると、歓迎会の規模も盛大になるようだが、その場に合わせた余興に費やす労力も大変そうだ。全員参加型なので、ゆっくりと酒も飲んではいられない状況だろう。余興者はもちろん、裏方も「失敗は許されない」という緊張感も伝わってくる歓迎会である。
一方で淡白な歓迎会もある。
「技術屋の集まりなので、『イベントはセンスがない』と社外からもよく言われる。例としては、歓迎会で新入社員の名札にダンボールを使っている点などがある」(オペレーター、30代後半、男性、正社員、年収265万円)
名前を目立たせるための狙いだろうが、ダンボールとなるとかなり地味だ。どこか、「空港で目にする出迎えボードをイメージ」した人も多いはずだ。
「歓迎会などでは、社内で宅配ピザをとったりしながら、コミュニケーションをとります」(ネットワークエンジニア、30代後半、女性、正社員、年収450万円)
アットホームな「宅飲みの感覚」を取り入れたところもあるようだが、今回は職員参加型の歓迎会が目立った。いずれにしても歓迎会が盛り上がれば、「また参加してみたい」と思えるものだ。職探しにおいて人間関係を重視する人は、歓迎会に力を入れるような企業を探してみるといいだろう。【参照元:キャリコネ】