【2021年卒】企業の4割「採用が決まっている人はいない」 従業員数300人未満ではさらに苦戦 | キャリコネニュース
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【2021年卒】企業の4割「採用が決まっている人はいない」 従業員数300人未満ではさらに苦戦

新卒採用に苦戦する企業は多そうだ

新卒採用に苦戦する企業は多そうだ

マイナビは8月18日、「2021年卒の採用活動および22年卒の採用計画」に関する調査結果を発表した。調査は6月にネット上で実施し、新卒採用実績のある企業の採用担当者2886人から回答を得た。

21年卒の採用充足率(採用予定数に対して現在採用が確定している割合)を聞いたところ、約4割の企業が「採用が決まっている人はいない」(36.6%)と回答した。回答割合は、売り手市場で人材獲得に苦戦していた前年から9.1ポイント増加している。

2022年卒の採用予定人数、過半数が「21年並み」

企業規模別にみると、従業員数300人未満の企業で「採用が決まっている人はいない」(43.3%)が最も多く、次いで同300~999人で29.3%、同1000人以上で16.0%と、従業員数が少ない企業ほど影響を顕著に受けていた。

地域別にみると、緊急事態宣言による外出自粛要請の期間が長かった北海道、関東、関西、九州では「採用が決まっている人はいない」(各52.9%、39.0%、39.0%、40.9%)とした企業がいずれも全体を上回っていた。

一方、21年卒のインターンシップ実施率は56.9%(前年比1.7ポイント増)で、16年卒の調査開始以降で最高の割合だった。特に、上場企業で80.5%になっており、大企業を中心にインターンを積極的に実施したことが分かる。非上場企業のみでは54.7%だった。

22年卒の採用予定計画については、8割以上が「実施する予定」(81.1%)と回答。採用数は「21年並み」(55.4%)とした企業が最多で、次いで「実施するが採用数は未定」(16.8%)、「実施する可能性が高い」(14.3%)などと続いた。一方「実施しない」(3.8%)、「実施するが採用数は減らす」(3.7%)という企業も一定数あった。

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