暑苦しいほどの熱量を持つチームを作りたい。コロナ禍入社のSE奮闘記 | キャリコネニュース
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暑苦しいほどの熱量を持つチームを作りたい。コロナ禍入社のSE奮闘記

NECソリューションイノベータ株式会社の金融ソリューション事業部で、SE職を担うS.M。学生時代にアメリカンフットボール部で活躍していたころからの、まっすぐで熱い想いを胸に日々の業務に取り組んでいます。若手だからこそできること、数々の挑戦、そしてこの先の展望まで、余すところなく語ります。【talentbookで読む】

大病をきっかけに、医療×IT分野に携わることを決意

学生時代は、アメリカンフットボールに心血を注いでいました。高校時代にのめり込み、どうしても日本一をめざしたかった私は、一年間浪人をして立教大学に入学。憧れだった体育会アメリカンフットボール部「RUSHERS」に入部しました。そこからは、ほぼ部活動に軸を置いた学生生活を送っていたのですが……。3年生のときに大きな病に見舞われることになります。

左足を切断せざるを得ないという段階まで病状は進んでいたのですが、ご縁あって素晴らしい医師に出会うことができ、アメフトこそできませんが、他のスポーツやトレーニングは難なくできるまで回復しました。このときの出来事をきっかけに、「当たり前の日常が送れるありがたさ」を痛感した次第です。

そのような病の経験から、やがて医療系の仕事に進みたいと思うようになりました。実は、最初にまわった病院ではどこも「足を切断するしかない」と診断されていたのですが、どうしても諦めきれず……。別の地域の病院でも診てもらったところ、わずか一カ月で退院できるような手術で済んだという経緯があったもので。日本国内でもこんなに医療格差のようなものがあるのならば、世界を見渡せばもっともっとそういう状況は存在するはず。医療が届けば救えるはずの人を実は救えていないのではないか。そう直感的に感じたのです。

NECソリューションイノベータに入社を決めた理由は、医療×IT分野の可能性に興味を抱いたから。そして何より、選考過程がとにかく楽しかったからです。

たとえば「どういう未来が来ると良いですか?」という質問を受け、面接というよりはディスカッションのような形で面接官の方に自由に思いの丈を伝えました。「できるかどうかわかりませんが、こういうことを解決したいのです」と、日頃から感じていた医療に関する問題意識や、自分の理念などをわりと長い時間語ったことを覚えています。それまでに受けてきた企業の面接とはまったく違う、現実を度外視して未来について語ることができたのは本当に楽しく、選考時からすでに、この会社の魅力を十二分に感じていました。

若手だからと遠慮はいらない。自分事化して業務に取り組むことの大切さ

入社後は半年間の研修期間を経て、金融ソリューション事業部に配属されました。現在所属しているのは、500名を超えるパブリック事業ライン金融ソリューション事業部です。事業部としては、銀行や証券、保険などの金融関連のお客様が相手となりますが、私はSIerとして銀行システムの業務を担当しており、銀行と法人顧客間でエレクトロニックバンキングを行うための中継システムを担当しています。

私が入社したのは2020年、まさにコロナ世代です。今でも出社は週に1回程度と在宅勤務がメインなので、実は同じ事業部内でも会ったことがない人はたくさんいます。リアルで接する機会が少ないため、コミュニケーション面で不安もありましたが、さまざまな方のお力添えのおかげで、オンラインでも随時相談できたり、ときにはすぐに電話して相談したりと、周囲の方と非常に良い関係が築けていると感じています。

まだまだ人に誇れるような成果は上げられていませんが、日々の業務の中で学ぶことが非常に多くあります。そのひとつが、配属直後から指導してくれていたGMの方が口癖のように言っていた言葉で、「前に出よう、自分事化しよう」ということ。

以前は、若手だからと言い訳して、どこか他人事に捉えていたところがありました。でも、周りを客観的にみたときに、自分事化できていない人を見てとても嫌な気持ちになり、自分も含めて、それではダメだと気づきました。 「人の振り見て我が振り直せ」ではないですが、たくさんの経験を重ねるにつれて、携わる業務に関してはすべて自分の責任だと捉えられるようになってきました。

現在担当しているプロジェクトにおいても、「自分がこのプロジェクトを回すのだ」という意識で取り組んでいます。そのマインドに切り替えることができて日も浅いですが、これまで気づけなかったこと、理解できていなかったことがどんどん見えてくるようになりました。我ながら、自分の成長が加速度的にアップしていることを実感しています。

「まずは自分が楽しむこと」を最重視した部内プロジェクト

普段の業務ともうひとつ、私が所属する金融ソリューション事業部内にて、金融版ProjectRISEという活動をしています。ここでは「つながりを作ろう+エンゲージメントの向上」というテーマのもと、部内における縦と横のつながりを作っていくことがミッション。この活動が立ち上がって2023年で4年目、私は昨年から参加するようになりました。先程もお話しした通り、コロナ世代がゆえのコミュニケーション不足を危惧していたところ、上司から「こんな活動があるよ」と誘ってもらったことがきっかけでした。

今年の活動内容は主に3つ。ひとつが、コミュニケーション企画として、ターゲットとテーマを絞ったオンライン懇親会を開催しています。今年度の新人の方が入ってきた際には歓迎会も兼ねたクイズ大会を行いました。

ふたつめは、まだこれからの企画ですが、オンラインのフォトコンテスト。私を含め、コロナ禍で入社した人たちは、同じ部内であっても上司や先輩で年次の離れた人たちの顔を知らないことがままあるのです。そのため、「せめて顔だけでも知りましょう」ということになり、実施へと進めています。

そして三つめは、同プロジェクトのメンバーでリレー方式のコラム記事を発信しています。仕事とはまったく関係のないこと……。たとえば「プチ自慢をしてください」というお題を出したところ、お子さんの話やボウリングの最高スコア300点をたたき出した話など、さまざまなエピソードが集まりました。感謝の気持ちを書いてバトンを回す「感謝リレー」という企画も好評です。

本プロジェクトのメンバーは、現在は事業部内各部門から総勢12名。隔週の頻度で集まり企画を検討しています。まずは、自分たちRISEのメンバーが楽しむこと。そうやって自分たちのエンゲージメントが高まれば、必然的に部内や社内のエンゲージメントも高められるのでは、という目論見です。実際に、昨年度開催したイベントの参加者満足度95%以上というアンケート結果が出ており、参加してくれた人は楽しんでくれている、という自信がつきました。

今後は、さらにターゲットを絞った企画も開催していきたいです。そして、今はまだこの事業部内での活動ですが、ゆくゆくは全社的なプロジェクトにしていくことが夢です。

常に学び続けたい。夢は「マネジメントできるSE」

面接時から他社にはない魅力をNECソリューションイノベータには感じていましたが、入社してからは、この会社のさらなる魅力を実感しています。

たとえば、SE集団だということ。大多数の人がエンジニアとして入社しているので価値観の共有がしやすく、かつ、個々でも細かく得意分野を持っているため、「困ったときは○○さんに尋ねたら良い」という心強さがあることとその技能で互いにサポートできる点が大きな強みなのではないでしょうか。エンジニアとしてのやりがいで言うと、常に学び続けられる、学びが尽きない点も魅力です。

すでにたくさんのチャレンジをしてきましたが、私自身の今後の展望としては、組織のマネジメントができるSEになることです。学生時代のアメフト部の経験も大きいのかもしれませんが、自分は何事にも熱くなってしまうタイプなので……。どんなことでも前向きに熱量を持って楽しめるような集団を作りたいですね。そんな暑苦しいチームがあっても良いと思っています!!

そのような私なので、前に出ようとする人、積極的に手を挙げられる人が仲間になってくれたらうれしいです。この会社には、たくさんの案件があります。自分の興味があることが絶対に見つかるはずです。その中でいかに自分のやりたいことを発信できるか、「私はこれをやりたい」と自己表現できるかが、NECソリューションイノベータで活躍できるかどうかのカギだと思います。私と一緒に暑苦しく楽しんでチームに参加してくれる人、大歓迎です!

NECソリューションイノベータ株式会社

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