なぜか外国人に話しかけられる純日本人。英語はカタコト、でもコツがわかれば伝わります♪ 留学経験0で海外にビジネスパートナーや友達を作るなど、オンオフ共にインターネットを活用しています。 仕事は人事や事業管理、ハイブランドの輸入販売をしています。 過去のお仕事例: 海外のTV出演、Webメディア出演、海外百貨店での買付など
会社員と副業を両立するキャリアウーマン
「やりたいことを諦めるという選択肢はなかった」。そう話すのは、会社員をしながら副業で輸入販売や就職活動や転職の相談に応じているnana.さんです。
「現在、貿易会社で人事担当として6年目になります。人の人生を左右する人事という仕事は楽しいことばかりではないですが、人の生活をよりよくすることを考えながら、やりがいを持って勤めています」
会社員としてのキャリアを着々と築いているnana.さんですが、一方で副業として取り組む輸入販売にも強い思い入れとやりがいを持って挑んでいます。
そもそもnana.さんが輸入販売を始めるきっかけになったのは、前職で海外営業部に配属されたことでした。
「新卒で入社したIT企業で、英語が話せないのに海外営業部に配属されてしまい…。英語を使って海外の人に物を売らなければいけなくなったのです。
英語ができないなりに試行錯誤してチャレンジした結果、目標を達成することができました。そのときの経験から、海外でもビジネスができると面白そうだなと感じていました」
その後、自身の仕事観や今後のキャリアを考えて貿易会社に転職したnana.さん。人事の仕事にやりがいを感じながらも、海外で仕事をしたいという気持ちを持ち続けていました。
「ヨーロッパとの貿易に関わりたい、バイヤーとして正社員でやりたいという思いがありましたが、未経験ではなかなか現実的ではありません。諦めるか、個人で輸入販売をやるかのどちらかだったのですが、そのとき諦めるという選択肢は私の中にはありませんでした」
退社後の時間や土日を利用し、少しずつ始めた個人事業の輸入販売という「副業」もすでに4年。今ではスキルをシェアできるタイムチケットで輸入販売のノウハウを提供したり、やりたいと考えている人の相談に応じるなど、スキルをシェアする副業にも取り組んでいます。
就活相談、輸入販売、雑談…。自分のスキルを必要としてくれる人に届けたい
nana.さんがタイムチケットで提供しているサービスはさまざま。人事の知見を生かした就活相談や履歴書・職務経歴書作成のアドバイス、輸入販売に関する相談、都内で「せんべろ」を一緒に楽しんでくれるというものまであります。
「人事としての知見を必要としていただいたときは、面接の相談などに応じました。面接で聞かれる具体例を出し、その質問の意図を伝えるとともに答え方のポイントをアドバイスしたりします」
また、コロナ禍にある昨今では副業を始める人が急増したこともあり「輸入販売に関しての相談を受けることが多くなった」といいます。
日々仕事に副業にと忙しいnana.さんが、さまざまなチケットを提供するのはなぜなのでしょうか。そこには「自分の経験が誰かの必要としていることかもしれない」という思いがありました。
「やってきたことや成果が出たことというのは、誰かにとっては必要な情報かもしれない。それを届けることが出来たらいいなと思って(タイムチケットを)始めました。
また、人は教えられる側を経験してその後に教える側になることが多いと思いますが、人に教えることによって得るものもたくさんありますよね。自分自身を見返すことにもつながり、私にとってもとてもいい経験になります」
人気の副業「輸入販売」を始めるときのポイント
nana.さん自身も取り組んでいる「輸入販売」は、その名のとおり海外から物品を買い付けて日本国内に輸入し販売すること。副業がブームとなっている昨今では、始めてみようと考える人も増加しています。
しかし「輸入販売はそんなに簡単に成果が出るわけではない」とnana.さん。
nana.さん自身も高額の商品を高い利益率で販売した実績があるなど、輸入販売を成功させている人がいる一方で、実際に副業として形にするには継続力や忍耐力が必要なのだそう。nana.さんが輸入販売の相談を受けた場合は、そうした現実もしっかりと伝えます。
「まず、数日程度で簡単に稼ぎたいと思っているのならアルバイトをした方がいいです、とはっきり伝えています。
輸入販売は地道な作業が多く、しかもそれを継続しない限り副業として形になりません。サイト上に商品を出品したり、画像を加工するなどの作業にも向き不向きがあります。
しっかりと成果を出すには、半年や1年取り組むという気概が必要になります」
また、具体的に始めたい人や戦略の相談には、論理的に筋道を作ったアドバイスも。
「もしトライしたいのなら、どのくらいの期間でどれくらい成果を出したいのかを聞き、そこから逆算して成果が出るプランを考えます。
また、商品が売れたときはそれがどうして売れたのか、買ってくれたお客さんをどう分析すればいいのかといったことも。
なんとなく売れた、では再現性が全くなくなってしまいます。物販を通してこうしたマーケティングについて学び、その知識でもっと売れるように戦略を立てることが大切です」
「いつかは経営者に」しっかりとした基盤をつくりたい
会社員としてキャリアを積み重ねながら、やりたい仕事をも叶えてきたnana.さん。いつかは自分で会社を起こし経営者になりたいと考えています。
「輸入販売をやってきたことでマーケティングに関する知識も蓄えました。今度はそれを生かして、ブログやSNSによるマーケティングをやっていきたいと考えています。
また、SNSのマーケティングをやりたい人に向けたコンサルティングを始めるために、少しずつ前進しているところです。
しっかりとした基盤ができれば、会社員を卒業して経営者になりたいというのも目標に掲げています」
自分の立てた目標から逆算し、論理的かつ合理的な判断をしてきたnana.さん。確固たる自分という芯を持ち、凛とした居住まいでありながらも和やかなnana.さんに、話を聞いてもらってはいかがでしょうか。的確かつ一歩先まで見越したアドバイスを貰えることでしょう。