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Withコロナ時代、管理職はどうやって部下をまとめる? ITツールの習熟とルール作りを急げ!

社会心理学者の三隅二不二さんが、1966年に“PM理論”というリーダーシップの“あり方“を提唱しています。リーダーに求められる能力とはPerformance(目標達成能力)とMaintenance(集団維持能力)で構成されるというものです。

目標達成能力とは、文字通り目標設計や計画立案、メンバーへの指示等により目標を達成する能力であり、集団維持能力とはメンバー間の人間関係を良好に保ち、集団のまとまりを維持する能力のことです。半世紀前に提唱された理論でありますが、非常にわかり易いし、今だからこそ大切な考え方だと思います。

平成初期頃までの高度経済成長時代においては、集団維持能力のない管理職でもマネジメントすることが出来ました。なぜなら、当時の働くメンバーの向いている方向が一緒だったからです。「一生懸命働けば給料があがるし、職位も上がる。そして、いい暮らしができる。」といったものです。

しかし、今は違います。ダイバーシティの時代です。働く一人ひとりの価値観は違うし、働き方も多様になっています。このような時代においては集団維持能力がなければ、管理職は務まりません。コロナ前から言われていたことですが、メンバー一人ひとりを活かすことができる“ダイバーシティマネジメント”と言われるものや“オーダーメイドマネジメント”能力が求められているのです。

PM理論からも理解できるように、普遍的な管理職のあり方とは、「メンバー一人ひとりの個性を活かし、組織成果を出せる」といったことになります。ただ、コロナによって直接顔を合わせる機会が減ると、メンバーとのコミュニケーションにも以前より質が求められるようになります。そのポイントを事項でご紹介して参ります。

ITツールを状況に応じて使い分けよう

では、どのように質の高いコミュニケーションの場をつくっていけばいいのでしょうか?

今の時代、管理職がITツールに習熟化していくことが大切になってきます。現在使うことが出来るITツールとしては以下の様なものがあります。

・Web会議システム(ZOOM/Teams等)
・電話
・チャットツール
・メール
・映像/動画
・社内SNS

管理職は上記のツールを使いこなせるようにならなければなりません。上司同士の連携の中で、練習をしていただきたいと思います。そして、大切なのは、それぞれのツールをどの様な場でどのように使うのかといったルールをメンバーと一緒に作っていくということです。メンバーの意見を聞きながら作っていってください。

例えば、

・ちょっとした相談は社内SNSを使う
・雑談はチャットを使う
・大切な連絡はメール
・会議はWeb会議システム
・緊急な相談は電話
・確認しておいて欲しいことは動画

といった具合です。Web会議システムを使って、時間をとってメンバーと決めていきましょう。これによって、ちょっとした相談がしにくいといった問題や、メンバーの孤立化を防ぐことができますし、メンバーとのコミュニケーションの質も上がっていくことでしょう。

リモートワークになっても、上司に求められることに変わりはありません。一人ひとりの個性を活かし、組織成果を最大化していくことです。そのためにはコミュニケーション能力を上げ続けることは勿論ですが、ITツールを使いこなせるようになることも大切になってきています。以上、ITツールの習熟化とルール作りといった内容でお話しさせていただきました。管理職の皆様の参考になれば幸いです。

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