繰り返される悲劇、捨てられるガンプラ「ザクⅡ30周年限定モデル」取り返したい男性の悲哀

「男の趣味を捨てる=女のブランド物のバッグを捨てるようなもん」
また悲劇が繰り返されてしまった……。8月2日月曜日の午前10時36分、「[悲報]彼女にプラモ全部捨てられる」というスレッドがおーぷん2ちゃんねるに誕生してしまったのだ。24歳で「顔は東京03の飯塚に似てる」というスレ主は冒頭、ひらがなで一言「しにたい」と綴った。いや、死ぬなよって感じだが、それぐらいショックだったってことだろう。
この投稿には約20秒後に「彼女を捨てればええやん」とレス、続いて「彼女がおる時点で勝ち組やんけ、甘えんな」と激励のツッコミが入ったが、スレ主の気は晴れない。18秒後に「別れようか本気で悩んでる」と爆速でレスしていた。
平日の午前中に…と思ってしまうが、その後のやり取りを見ていくと、男性のショックの深さがわかってきた。(文・石川祐介)
「キッツ、今5,6万くらい平気でするやんあれ」
「昨日出張で帰ってきたら捨てられてた」
「ザクⅡの30周年限定verも捨てられてるの結構キツいわ」
「誰かに話さんとやってられん」
「プラモではないがマークニヒト(※アニメ『蒼穹のファフナー』に登場するメカ)も捨てられとる」というスレ主の嘆きには、「キッツ、今5,6万くらい平気でするやんあれ」と同情のレスが付いていた。
なるほど。これはキツイ。
彼女が捨てたのは「子どもっぽいし邪魔」という理由だったらしいが、コレクションのうち飾っていたのは「本棚に2つと机に1つ」だけ。クローゼットに仕舞っていたものも処分されてしまったそうだ。
しかもスレ主、もともと「飾るのは3つまで」「残りはクローゼットにしまう」という条件で、これまでプラモやフィギュアを買うことは「許されてた」らしい。
「甘えてた」というスレ主だが…
スレ主がポツポツと詳細を語っていくうち、同情レスの割合も増えていく。
「男の趣味を捨てる=女のブランド物のバッグを捨てるようなもん」という同情レスには、スレ主は「ほんまにそうよ 彼女の部屋にBTSのポスターやら高そうなバッグ腐るほどあるのにな」と嘆いてみせた。
また、スレ主が「オカンは容認してくれてた」「(趣味への)理解あって当然で甘えてた」と述懐すると、「(理解あって)当然やろ」などと慰める声もあった。
ここであえて彼女の立場で考えてみると、インテリアと全く相容れないプラモ・フィギュアが置いてあると目立つし、何かに付けて目についてイライラするかもしれない。そこまではわかる。しかし、なぜ持ち主がいない間に「捨てて」しまうのか……。
スレ主も「別れることはほぼ決まっとる」と綴っているが、2人の信頼関係はプラモ以前にとっくに「捨てさられて」いたのかもしれない。