ソウルシリーズ以前のフロム・ソフトウェアを「無名メーカー」と言い放つ君に伝えたい名作の数々 | キャリコネニュース
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ソウルシリーズ以前のフロム・ソフトウェアを「無名メーカー」と言い放つ君に伝えたい名作の数々

プレステ画像

キングスフィールド……懐かしい……

ゲームをする人なら当然、フロム・ソフトウェアというメーカーを知っているね? 1986年に誕生した企業で、最初はゲーム制作はしていなかったが、90年代に入って本格的に3Dゲームソフトの制作に着手。1994年の年末に、3Dダンジョン探索型RPG『キングスフィールド』をリリースしている。

「ダークソウル」シリーズをはじめ、硬派でやりごたえのある死にゲーがフロム作品の特徴でもあるが、その骨子はこの『キングスフィールド』から完成している。以降、実に個性的でやりがいのあるゲームを、世に送り続けてきた。それがフロム・ソフトウェアという会社だ。(文:松本ミゾレ)

フロムゲーは90年代から最高なんだ。それは絶対なんだ。間違いはないんだ。

先日、2ちゃんねるに「【悲報】ソウルシリーズ以前のフロム・ソフトウェアのことを誰も知らない」というスレッドが立っていた。こちらのコラムでも、僕は何度かフロム・ソフトウェアという会社の送り出した素晴らしいソフトのことを紹介してきた。

初代プレイステーションリリース以降、『アーマード・コア』シリーズに『シャドウタワー』など、僕は一通りフロムゲーを遊んできた。まさに思い入れのあるメーカーなのだ。

僕の青春は、同級生のはるかちゃんとの放課後の逢瀬と、フロムゲーと、後はスクエニやカプコンのゲーム少々で成り立っていたと言ってもいい。そんなフロムについて「ソウル以前は誰も知らないでしょ」なんて言うなんて、ちょっとおじさん悲しいな……。

ただ、スレ主は本文において「かろうじて『アーマード・コア』シリーズだけは少し知られてる」「90年代から存在してるメーカーなのに」と書き込んでいる。その上で「ええんか?」とも主張しているので、この人自体は恐らく、前からフロムを認知していたのだろう。

もしかすると、ソウルシリーズ以降のフロムばかりが注目されることに、業を煮やしているのかもしれない。

私事でアレなんだけど、高校時代にこんなことがあった。放課後、友達とゲーム談義に興じていると誰一人フロムゲーの話をしない。やれ「FFが~」とか「グランツーリスモが~」みたいな話ばかりで、たまらず「ちょっとはシャドウタワーの話をしようよ」と言うと、食い気味で「しらね~!」という回答が一斉に返ってきた。

フロムって面白いゲームを作る会社なんだけど、なんかこう、2009年の『デモンズソウル』リリース以前ってちょっと市民権をイマイチ取得してなかったんだよね(笑)。

キングスフィールド、エコーナイト……

今回紹介したスレッドには、やっぱりソウルシリーズ以前のフロムに愛着を持ってる古参のオタクの書き込みも多い。

「ワイは『スプリガン ルナヴァース』が最初のゲームやったな」
「PS2で一番最初にやったゲームがフロムの『エターナルリング』だったわ」
「『エコーナイト』の雰囲気好きやから今のグラフィック技術でリメイクか新作出して欲しい」
「PS2の『キングスフィールド4』が一番好きだった。なおその後のアディショナル」

と、このようにほとんど僕の琴線に触れるものばかり身勝手に選んで紹介してしまったんだけど、2000年リリースの『エターナルリング』はプレイステーション2のローンチタイトルだったんだよね。

プレステ2が出てすぐにリリースされたゲームで、印象としては明るい場所で探索可能な『キングスフィールド』だった。で、武器よりも魔法に重点を置いた作品で、泥臭い戦いになりがちだったこれまでのフロムRPGとは、ある意味で別物に仕上がっていた。評価は高くはないけど、個人的には好きだったなぁ。

あと、『エコーナイト』も印象的なゲームである。1998年リリースの初代プレステ用ソフトで、消息不明だった客船の中で、取り残された乗組員や乗客の魂を解放させていくというストーリーの、謎解き要素が多いアドベンチャーゲーム。その上でホラー要素も加味されており、はっきり言って初代プレステレベルの、今見れば雑なポリゴンの独特の雰囲気も相まって結構怖いのだ。

これは当時プレステで遊んだ人よりも、むしろ今のゲームのグラフィックに慣れている人にこそ遊んで欲しいタイトルかもしれない。

ただしこれもフロムゲーの例に漏れず超難しい上に、アドベンチャーゲームという仕様上、攻略サイトを参照にすると著しく面白くなくなる。ちょっと今やるのは敷居が高いのが惜しい……。

2001年には『キングスフィールド4』がリリースされている。これも面白かった! 当時友達が遊んでいるのを見て「いつの間に新作出てたんだ」とパニックになり、慌ててコントローラを奪い取って没頭した。何気に陰鬱なBGMも雰囲気マシマシで、相変わらず色んな意味で無情な展開が多く、大満足したことを覚えている。

2006年にはプレイステーションポータブル専用ソフトとして『キングスフィールド アディショナルⅠ』がリリースされた。当然僕も買ったがこれはもう完全に駄作だったので「どうしたフロム」になってしまったことを、今でも鮮烈に覚えている。それぐらい僕の中で、フロムゲーはハズレがない印象だったので……。

しかしその3年後には『デモンズソウル』が世に出るわけで、まさに起死回生の1本だったんだなぁと今にして思うと感慨深い。ソウルシリーズは世界的にも評価されたソフトとして有名になったわけだし。

ところで目下、フロムは新作アクションRPG『ELDEN RING』を開発中。シームレス移動が可能なオープンフィールドを採用したということもあり、フロム史上最大規模の冒険が楽しめるタイトルになることがアナウンスされている。いくつかの機種が対応プラットフォームになることも確定しているので、多くのゲーマーが楽しめることだろう。発売は2022年1月21日予定。僕は当然購入するが、できればそれまでにプレステ5を手に入れておきたいなぁ……。

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