「パチンコって、勝ってるうちに帰れば絶対負けないよな」 これに気付いて実行する人なら今でも勝てる説
先日、パチンコ趣味を持つおっさんのるつぼ5ちゃんねるに「パチンコって勝ってるときにやめたら絶対負けないやん 負けてるやつバカだろ」というスレッドが立っていた。
スレ主は本文に「連チャン終わったらやめたら負けねぇんだわ」とも書き込んでいる。
さらにも「勝ち逃げ最高」とも主張しており、勝利至上主義のギャンブラーであることが理解できる。
これに関してはついつい「まあ、理想論としてはそうだけど、そんなに都合よくやめられないよ」って反論したくなる人もパチンコ打ちの中には多いかもしれない。しかしながら、実際パチンコを打ってるとしょっちゅう「あ、浮いてる。今やめたら勝ちじゃん」という瞬間がやってくるもの。
これはよほど無鉄砲にパチンコをしていない人以外なら、結構な頻度で遭遇する瞬間であるはずだ。それでも負けるのは何故かと言えば「こういう波がもう2回、3回来てほしい」という欲が出てくるからだろう。だから「ああ、あのときやめてればよかったのに」と後悔するパチンコユーザーは昔から多いのだ。
で、僕はどうなのかと言うと、若いころはある程度連チャンして浮いた場合でも「まだまだ。勝負はここからじゃ!」つってボコボコに沈没することも多々あった。ところが最近は、長時間の遊技がしんどい。背中も痛いし頭も疲れて、「もう何があってもこの当たりを抜けたらやめる」という心境になってきた。
つまり、勝っているうちにやめるということが、昔よりも当たり前に出来るようになったということになる。なので当然今年の収支もプラスだ。まあ、2003年からパチンコをやるようになって以来、微々たるものだけどずっとプラス収支なんですけどね(笑)
図らずも勝ち逃げにこだわる人には都合がいいのが現在のパチンコホール
それから、これは何度もこちらのコラムでも書いてきたことなんだけども、特にパチスロは6号機時代に突入して遊技性がかなり低下してしまっている。
面白くない、出玉を得られない区間がある、最大2400枚規制等々、打つにしてもマイナス面ばかり気になってしまう瞬間が多すぎて……。なのである程度出ても「もう先が知れてるからいいや」と、勝っているうちにやめちゃう人が本当に増えてきた。
高設定は数百枚を小刻みに短いスパンで放出し、低設定はたまに出ると2000枚近く出るというスペックの台ばかり。このため、まぐれで2400枚出た後は、「これ低設定やないか!」となって誰も終日座らないなんてこともあるほどだ。
昔は低設定のまぐれ噴きから一撃万枚20万円なんてこともあったけど、現行の規定ではそれはあり得ないため、ますます「浮いてるうちにバイバイ」が成立しやすくなっている。
さらにパチンコはパチンコで、ここ10年ほど通常時の癖が強いというか、光、音、焦らしのバランスが崩壊しているから疲れる。「もうこれで帰ります」と、結局ユーザーが勝っても負けても疲労を感じてしまって早々に離脱しまくり。腰を据えて終日打つのなんてよほどのパチンコ依存症か、パチンコの打ち子軍団の下っ端ぐらいになっちゃってる。
それこそ、知り合いを見ていると株をやってる人が上手く立ち回っているなぁ。こういう人がパチンコをすると、浮いた瞬間にやめて勝ち逃げし、結果として結構なプラスになってることも多い。
一方で遊技として楽しんでる人は、浮いていてもそこでやめられずに負けるまで打つって傾向がある。遊びとして見るか、勝負として見るかで勝率まで変わるのは当たり前なんだけども、実際「浮いたらやめ」を徹底しなければ話にならないのがパチンコなのだ。
たとえば1時間ぐらい遊んで、1000円でも浮いたらそこでやめる、という意思を貫徹できれば、それを30日続けるだけで3万のお小遣いになる。結局余計にお金を入れなければそれ以上負けようがないのは真実なのだ。
どうせ今の台はあんまり面白くないし打ってて疲れるんだから、勝ってるうちに撤退しよう! みんなで勝って幸せになろうよ……。