懐かしい?好きだったパチンコ台 「ミルキーバー」「冬のソナタ」などが挙がる
ここ3日間、パチンコホールに通っている。秋晴れも続いていて、さらにコロナで仕事も減っていて暇なのである。
もちろん3日とも勝っているけれど、その金額は微々たるもの。せいぜいこないだ購入したスパロボ30分が丸々戻ってきた程度だ。だけど負けないって気持ちいいよね。負ける前に帰れば負けないのだ。
そんな僕の好きなパチンコ・パチスロ機種はどれもこれもメジャーなものではない。実際に打つ人には「何でそんなの打つの?って言われるような、二の線以下の台ばかり触っている。
京楽ってメーカーの球飛びの悪い、いわゆる仏壇筐体とか、あとは『バジリスクⅢ』とかそういうのばっかり打ってしまう。大勢に人気のある台なんて並ばないと打てないし、そこまでしてパチンコしたくはない。
怠惰を求めて順当に怠惰にありついたのが僕なのだ。まあ、それでも今年も勝ってるんですけどね。ともあれ、人の数だけ遊技台の好みはある。今日は好きなパチンコについて語る人々の声ってものを、皆さんに紹介していきたい。(文:松本ミゾレ)
「『フィーバーしむけん』! 初めてやった時に良く当たったから!」
少し前、ガールズちゃんねるで「【懐かし】好きなパチンコ台part2【最新】」というトピックが立っていた。ガールズってだけあって女性の書き込みが多いトピックではあるが、少ないながらも女性もパチンコをしているわけで、そういう人たちの好みの機種の知ることができる
「ミルキーバーとロードスターが好きだったよ」
「海物語in沖縄3だったかな? あれ好きでずっと打ってた」
「冬のソナタ。元カレに連れてかれて初めてやった」
「フィーバーしむけん! 初めてやった時に良く当たったから!」
と、こんな具合に割と古い機種が目立つ。『フィーバーしむけん』なんて2000年リリースの機種だ。
『ロードスター』は恐らく『ニューロードスター』のことと思われるが、それでも導入が1996年。『ミルキーバー』に至っては初代が1995年登場なので、僕は実機すら見たことがない。書き込んだ人は相当なお姉さま……ということになるだろう。
『冬のソナタ』はシリーズ化して今もリリースされているし、他にも『花の慶次』シリーズを推す声もあった。どちらもパチンコホールを支える看板機種だった時代もある。
好きな機種は、スペック度外視で打っちゃうよね
僕がはじめて打ったパチンコは『新海物語』だった。当時新卒で配属された新規オープン店で、しっかり球がチャッカーに入るかをチェックするために試し打ちをした。これが本当に最初の体験だった。
あっという間に確変に入り、そこから連チャンがスタート。「こんなに簡単に球が出るんか」と思ったのが運の尽きだった。ビギナーズラックがきっかけでパチンコにハマってしまう人は絶えないが、僕の場合は金にならない自分の店で連チャンしまくったので、最初の成功体験に実入りというものがなかった。
果たしてそのままライバル店でパチンコをしたらあっという間に負けてしまったが、それでもパチンコに開眼してしまったのは本当に不幸なことである。
そこからパチンコで遊ぶなら京楽の『必殺仕事人激闘編』やニューギンの『ゴジラMB』。特にゴジラなんて、大当たり中は大戦争マーチが流れるから最高だった。パチスロは山佐の『キングパルサー』とアリストクラートの『巨人の星』など、メイン機種じゃないものばかりに手を出し続けた。
この時期には他にアイコンとなる機種(『エヴァ』とか『北斗』とか)も多かったけど、結局それらはほぼ無視して、二線級以下の台を打ってたなぁ。人によって好きな機種ってのは本当に様々異なるものだ。
ところで、キャリコネニュースの編集の人たちは、パチンコをするのだろうか。なんだか、やらない気がするなぁ。どうにかして彼ら全員を、パチンコ沼に引きずり込みたいものである……。