ガンダム作品にありがちなこと 「強化人間ヒロインは死ぬ」「会話が成立してない」「仮面の人が出てくる」 | キャリコネニュース
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ガンダム作品にありがちなこと 「強化人間ヒロインは死ぬ」「会話が成立してない」「仮面の人が出てくる」

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先日、自宅の怪獣塗装ラボを掃除しているときに未組み立てのBB戦士を発掘した。貴重なガンプラなので早速組み立てようとしたが、弾を飛ばすスプリングがどっか行っちゃって未だに見つからない。

といわけで、悔しいのでガンダムの話をしたい。今日のテーマは単純明快。『機動戦士ガンダム』シリーズでたびたび目に付く、いわゆるあるあるに関するものだ。(文:松本ミゾレ)

ニュータイプや強化人間ヒロインは悲劇的な最期になりがち

1979年に『機動戦士ガンダム』が放映されて以来、続編、派生が山のように誕生してきた。
僕は1984年生まれなので、生まれた頃には既にガンダムブームが形成されていたことになる。

物覚えがついた4歳ぐらいのときに、道端でギャンのリアル頭身の消しゴムを拾ったのがたしか最初のガンダム原体験だった。当初はそれが何のキャラか分からず、戦隊モノの敵怪人と思い込んでいた。

まあそんな話はさておいて、先日、ガールズちゃんねるに「ガンダムあるある part2」というトピックが立っていた。

トピックを立てた人物はまず例として「ニュータイプ・強化人間の女性は男を振り回し、挙句死ぬ確率が高い」と書き込んでいる。ガンダムシリーズには男を振り回す女も、女を振り回す男も多数登場するところ。

これがオールドタイプ同士だったらそこまで悲劇的な結末に至らないケースが多いんだけど、ニュータイプや強化人間がそれをやると一気に死亡フラグになってしまいがち。

古くはララァ・スンやフォウ・ムラサメ。クエス・パラヤにステラ・ルーシェなどなど。彼女たちってやっぱりオールドタイプとは思考が大分異なっているので、行動が劇的というか苛烈なのだ。なのでその挙句に悲劇的な最期を迎えるというのがまあ、いつもの流れ。

ただしニュータイプや強化人間って、描写によっては生死をちょっと逸脱している存在でもあるので、死後もたびたび主人公に語り掛けることも。これもガンダムあるあると言えるんじゃないだろうか。それを長く拒むアムロのような男もいれば、土壇場で受け入れるカミーユのような男もいる。

「敵はモノアイ」というのは変わりつつある?

他にもトピックには色んなガンダムあるあるというものが書き込まれている。いくつか紹介させていただきたい。

「ガンダムが奪われる」
「会話が成立しない」
「敵はモノアイ」
「仮面の人が出てくる」

と、こんな具合。ガンダムを複数作品跨いで観てきた人なら納得できるであろう意見が目立つ。「会話が成立しない」という意見があるけど、これ実際に映像を眺めている分には違和感がないものの、文字起こしすると「ちょっと何言ってるか分からない」と困惑するシーンって多々あるもの。

というか、お互いの主張のぶつかり合いが凄すぎて、「ピキリリリィン!」な感覚をそのまま文字化してぶつけ合ってる局面があるというか。

『逆シャア』最後のシャアとアムロの罵り合いも、実は即興で瞬間、瞬間に思ったことを吐き出してるようにも感じられるし……。なんだろう。もう長い付き合いなのに、マジで最初の頃の話とここ数週間起きたことの話を強引に混ぜて本気で言い合いしているというか、バックボーンを敢えて除外してってるというか。そこがまあ、面白いところなんだけど。

「敵はモノアイ」という書き込みも紹介したところだが、これは最近ちょっと崩れつつある法則。ガンダムとガンダムが戦うことが珍しくなくなっちゃって、今は逆にモノアイの敵がちゃんとメインを張ることがちょっと新鮮に感じるところがある。

それこそちょっと前にやってたSDガンダムのアニメも、敵も味方もほぼガンダム、たまにトールギスとかサザビーがいる程度のものだったし。やっぱガンダム対ガンダムってウケるんだなぁ。

そのうち、ガンダムあるあるの話をしても「モノアイMSはいない」とかになるのかなぁ……んなことねえか。

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