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パチスロで「目押し」できないユーザーが増えている? その理由を考える

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今回はパチスロの話をしよう。パチスロとパチンコの違いは、メダルを使うか玉を使うかだけでなく、パチスロが自分でBETボタンを押して3つのボタンを自力で止めるのに対し、パチンコはハンドルを握って玉を打ち出すというもの。

どちらも遊技という建前の実質ギャンブルであるという点は共通しているが、遊び方自体は結構異なる。

パチスロというものは、ボタンを押す際に自分の任意のタイミングで回転しているリールを目で追いながら「この辺にこの図柄を止めたい」と意識して遊ぶことで、ある程度それに即した位置に図柄を停止させることが可能になる。これを「目押し」という。

たとえばボーナスが当選した場合、今でこそ自動で7が揃う機種もあるが、昔は100%自力で7図柄を3つのリールに一直線に自力で停止させなければボーナスがスタートしなかった。

メダルは1枚の貸出料金が20円なので、それを1回のBETで3枚使えば合計60円。1回転60円掛かるのだから、そりゃみんなしっかり図柄を狙って遊び、お金のロスを生じさせないように苦心していた。なのでユーザーの目押し精度は、15年ぐらい前は全体的に今より高かった。(文:松本ミゾレ)

単純に老化で目押しできなくなった人もいるけど……

翻って現在。不景気にコロナ、さらには現行機種が全然面白くないこともあってパチスロのユーザーはどんどん減っている。

これによってパチスロ市場はだいぶ苦しくなっているが、その中でも古参のファンに一定の人気があるのが、目押しさえ完璧にこなせるなら、機械割が100%を超えると謳う機種である。

機械割というのはメダルを入れた際に、何割返ってくるかという目安の数字である。設定された通りの確率でボーナスを引くことが大前提になるが、機械割は100を割るごとに勝ちにくくなる。現行機種の設定1(一番勝ちにくい数字設定)の場合、機械割は97%ほど。ユーザーにとっては打てば打つだけじわじわ負けていく。そういう数字である。

逆に機械割が設定1でも100%を超えるような機種もあり、これらは大抵「ただし目押しが完璧で、ボーナス成立後すぐに7揃いさせることが条件」というような玄人向けのマシン。

長年パチスロに興じた自堕落な、しかし目押しのスキルだけはあるようなおっさんたちは、このような機種を打てばたとえそれが設定1でも理論上は負けないと、こういうことになる。

だけど、そういうユーザーばかりがパチスロをしているわけではない。昔は液晶もなく、リールの出目だけで諸々のゲーム性が成り立つ機種も多かったので、そういう時代から打っている人はある程度目押しもできる。でも液晶が大きくなって、反対にリールが小さく下の方に追いやられたような機種も増えてきたし、アニメ版権機種も山ほど登場した。

出目で成立役を察知するのではなく、演出でボーナスを察知するような機種がここ10年ぐらい登場しまくっていたので、いつの間にか目押しがちゃんとできるユーザーは結構減ってしまった。さらには単純に老化がはじまって引退した目押しのプロも、僕の知人にいる(笑)。

そういうこともあって今では、スロニートか昔からパチスロしかしてないおじさんを除き、ユーザーの全体的な目押し精度はだいぶ下がっている。

「目押しは20%の経験と80%の才能ってイメージ」という声も

先日、5ちゃんねるに「【朗報】パチスロ、設定1でも機械割100%オーバーの台だらけ」というスレッドが立っていた。ここ最近はたしかに、機械割が最低設定の1であっても100を微妙に超える台自体はある。なので負けたくないなら、そういう台を掴んで目押しを完璧にこなしていくのが重要……なんだけど、それをやってできる人ってやっぱりそう多くはない。

このスレッドにも、この手の台を苦手に感じる人たちの声が結構多いのだ。

「完全攻略とか基本無理やねん。何千ゲームも回してたらミスも出るし」
「大半の人は目押しできんのよ」
「目押しは20%の経験と80%の才能ってイメージ。動体視力弱い、色の判別が弱いとかは厳しい」

こんな感じで、目押しに苦労している人の声や、そういう人を目撃したという書き込みがチラホラと。まあ、基本パチンコ・パチスロをやっているような人はプライドが無駄に高いので、本当に目押しできていない人の独白みたいなのは書き込まれていなかった。

でもまあ、今のユーザーの目押し力が低いってのも考えてみるまでもなく当たり前の話で。

たかだか機械割100%を微妙に超えてるような機種で結果を出そうとなったら、朝から晩までタコ粘りが大前提。まあ普通の社会人にはそんなことできないだろう。

それこそ昔は設定1でも完全に目押しを駆使すれば機械割140%という化け物みたいな機種もあった。そこまでの機械割ともなると、そりゃもうみんな必死で目押しをマスターするというもの。

僕がパチスロをするようになった2000年代前半には、機械割が設定1でも余裕で100を超える機種というのはあったし、この頃のジャグラーですらその中の1機種にしか過ぎず、わざわざジャグラーを攻略目的で打つ人もほぼ皆無だったほど。

その上、いちいち「完全攻略で機械割100%超」と謳うようなメリットが、ホールにもメーカーにもなかった時代でもある。

リプレイ外しという簡単な技術やビタ押しと呼ばれる若干難しいスキルさえ会得すればその恩恵にあずかる機会も多かった。で、実際その当時の客層は今よりも老若男女多彩だったけど、結構ちゃんと目押しできる高齢者も多かった。僕より目押しが的確で速い婆さんとかもいたのである。

目押しが完璧なら大勝できた時代と今とでは、目押しスキルの重要性自体が全然違うのだ。

そりゃあ今はパチスロの目押しができない人が多いという話。今のライトユーザーの動体視力が悪いとかいうわけじゃなく、そもそも目押しの重要性が全然低くなっちゃってるので、これは仕方ないことなのである。

ちなみに、僕も以前は目押しスキルに一定の自信はあったものだけど、現行の目押し必須機種に座ってみると、3時間も経たずに「もう無理」と泣いてしまうぐらい失敗しまくる。昔と今とでは、やっぱり身の入り方も違うようだ。

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