【SMAP解散騒動】表に出てくるのは事務所の一方的な言い分ばかり! ジャニーズの絶望的な支配構造 | キャリコネニュース
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【SMAP解散騒動】表に出てくるのは事務所の一方的な言い分ばかり! ジャニーズの絶望的な支配構造

18日の「SMAP×SMAP」(フジテレビ)に5人揃って生出演し、一連の騒動について「謝罪」したSMAP。その後も次々と報道が出ているが、事務所はメンバーに徹底服従を要求しているようだ。

21日発売の「週刊新潮」には騒動の中心人物でもあるジャニーズ事務所副社長のメリー喜多川氏のインタビューが、同日発売の「週刊文春」には事務所顧問の小杉理宇造氏のインタビューがそれぞれ掲載されている。

ジャニーズ事務所顧問「戻るには許しを乞うことが条件」

21日発売の「週刊新潮」と「週刊文春」

21日発売の「週刊新潮」と「週刊文春」

「週刊新潮」がメリー副社長にインタビューを行ったのは1月16日。メリー副社長は、木村さん以外の4人がタモリさんらの所属する田辺エージェンシーに移籍するという噂について「まったくの邪推」と否定。実際はこんな経緯があったという。

昨年12月、懇意にしている田辺エージェンシーの社長の田邊昭知氏から「4人を元に戻してくれないか」と打診を受け、メリー副社長は「私は受け入れましょう」と承諾。しかし、その後、4人がジャニーズ事務所に挨拶に来ることはなかったといい、

「本当にまずいと思っていたなら、あの時、すぐに謝りに来たはずでしょう」

と激怒している。4人の対応がまずかったためか、事務所に戻るのにも条件があるようだ。「週刊文春」でジャニーズ事務所顧問の小杉理宇造氏が「一度独立を表明した4人のメンバーが事務所に戻るのには、当然条件があります」とし、こう語っている。

「まずは国民的スターの自覚もなく、曖昧な言動でファンや関係者にご迷惑、ご心配をかけたことを謝罪すること。『内』に向けた謝罪も必要です。社長のジャニーをはじめ、事務所の社員にも許しを乞うこと」

さらに、残留を決めた木村拓哉さんと仲直りすることも指示。「寂しい思いをした木村君、大切な仲間である彼にも謝るべきだと申し入れました」と語っている。

そもそも、騒ぎ立てたのは一体どこの誰なのか!

「週刊文春」によれば、「SMAP×SMAP」の放送の現場にはジャニーズ事務所の次期社長とされる藤島ジュリー景子氏が駆けつけていたといい、あの「生謝罪」は事務所後継者への謝罪という側面もあったようだ。

だが、ちょっと待ってほしい。今回の解散報道のきっかけは、SMAPを長年担当してきた女性マネージャーの退職だが、彼女を追い込んだのは誰だったか。

「週刊文春」の記者の前で女性マネージャーに、パワハラまがいの恫喝で退職を迫ったのはメリー副社長ではなかったか。育ての親に対する仕打ちに4人が憤るのも無理はない。4人だけが一方的に責められるいわれはないはずだ。

小杉氏は「曖昧な言動でファンや関係者にご迷惑、ご心配をかけた」と語っているが、そもそもファンに対してSMAPが「解散する」などと一言でも口にしたことはない。事務所内での揉め事があったとしても、あくまでも水面下で行われていたはずで、メンバーも中途半端なまま明るみにしようとは思っていなかったはずだ。

騒動に発展させたのはあくまでスポーツ紙や週刊誌といったマスコミ、また情報提供したと目される事務所ではないだろうか。

メンバーを矢面に立たせて、自らは会見を開かない事務所は卑怯者だ

21日の「日刊スポーツ」は「中居ら4人処分なし『さらし者』謝罪で事務所幕引き」と報じている。タレントの不祥事に厳しいジャニーズ事務所で、4人は活動自粛などの処分にあう可能性があったものの、「公開処刑」と言われた生謝罪もあり、ペナルティーなしとなったというのだ。

まるでこの対応が「事務所の温情」だとでも読めそうだが、これにもネットでは、批判が相次いでいる。

「何がペナルティーだよ。ペナルティー受けるような事何もしてねーぞ」
「むしろ事務所側に社会的なペナルティーを課したい」

小杉氏は前出のインタビューで、「ここまで事態を混乱させてしまったのは、我々の責任でもある」とコメントしていた。本当にそう思っているのであればメンバーだけを矢面に立たすのではなく、事務所の経営層が公の場に出てくるべきだろう。ファンの怒りはまだまだ収まる気配がない。

あわせてよみたい:SMAPの生謝罪に「今年のブラック企業大賞はジャニーズで決まり」の声

 

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