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一人暮らしに最適な間取りは?「1K、1Rで十分」だけど「たっぷりの収納は必須」

ワンルームは全てが手の届く範囲にあって楽ですが、収納スペースが少ないと辛いかもしれません。

ワンルームは全てが手の届く範囲にあって楽ですが、収納スペースが少ないと辛いかもしれません。

多かったのは

「1Kで十分。 広めの一部屋にすべて収める」
「1R、1Kで不自由しなかったけどなあ。 コレクションアイテムとかいっぱいある人だと大変かもね」

など、単身一人暮らしであればワンルームか1Kほどの広さで十分、という意見。日中は学校や職場に長くいれば自室にいる時間は限られるため、寝るスペースがあれば問題ないという考えだろう。収納がたっぷりあれば1Rや1Kでも余裕といった意見も出ていた。

ただ、1Rだと「冷蔵庫の音がうるさい」「全てが埃まみれになるんだよね。寝具からどうしても埃が出るから」と、小さい部屋ならではのデメリットも上げられていた。

単身赴任で1Rの部屋に住んでいたという人物は、理想の間取りについて、

「リビングベッドルームと台所、洗濯機置き場は別の間取りの部屋にする。これだけは最低限確保する事で人間らしい生活が出来る」

とコメント。「ちなみに寝室は狭くてもいいけどリビングとは別にするべき」など、寝室と居室を分けたい人は他にもいた。くつろぐ場所と活動する場所を分けたいという気持ちは分からなくもない。

実際に住んだ時の動線まで考えるとベスト

独身一人暮らしの際には、どのような間取りが適切なのか。SUUMOジャーナルが2017年に掲載した記事では、20代の独身男女の一人暮らしについての調査結果が紹介されている。

選んだ間取りで一番多かったのが「1K」で44.1%。続く「ワンルーム」(16.9%)、「1DK」(10.2%)を大きく引き離した。部屋探しで重視する点1位は「家賃」(79.1%)、2位が「路線・駅やエリア」(54.2%)、3位は「最寄駅からの時間」(57.1%)となっており、「間取り」は5位で44.6%だった。家賃は毎月の固定費になるので、収入に対して無理のない金額で住める部屋を探す人が多い。特に学生や新社会人であればその傾向は高い。

間取りに加え、実際に住んだ時の動線も大切だ。SUUMOジャーナルが2009年に掲載した記事では、間取り選びの失敗談が寄せられている。「部屋が細長くて家具を設置しにくいほか、移動もしにくい」「料理好きで、キッチンと居室がドアで別れた1K物件に住んだ。しかしキッチンは暗いほか、空調がなく夏は汗だくになる」と、引っ越しを決意するほどではないが確実に不便な暮らしを強いられている例を見ることができる。

払える家賃や生活へのこだわりはそれぞれ違うため、どんな間取りが良いか一概には言えない。しかし、その部屋に住む自分が快適に暮らせそうか詳細にイメージしてみることは、どの人にとっても重要そうだ。

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