新発売の「がぶ飲みずんだクリームソーダ」がカオスな味わい 強烈な甘みと枝豆の風味に脳が困惑
パッケージは黄緑色で、一見するとクリームソーダのように見える。しかしロゴは枝豆をモチーフにしており、下部に喜久福ずんだ生クリームのモチーフが配置されているなど、所々に「和」が感じられる。
色も薄く濁った黄緑色で、アイスが溶けたメロンクリームソーダを彷彿させる。味もそのようなものではないかと思われるが、香りをかぐとクリームのような甘い匂いの中に、ほのかに茹でた枝豆の匂いがする。
肝心の味は、まずクリームの甘みがガツンと来て、しばらくすると青っぽい枝豆の味が広がる。ここまでは匂いから想像がつく味わいだが、最後に弱い炭酸がパチパチと舌の上を通っていく。
練乳っぽさが後を引くかと思ったが、微炭酸のおかげでサッパリと飲める。ファースト・セカンドインパクトが強烈だった分、あっさりとした後味に一瞬、脳が戸惑った。この感覚が忘れられずしばらく飲んでいると、曖昧だった枝豆の味が強烈に感じられるた。
今までは「ずんだ」と「クリーム」と「ソーダ」それぞれ独立した味わいだと思っていたが、一気に「ずんだクリームソーダ」と全てが融合した。脳が「これは『ずんだクリームソーダ』だ」とやっと認識したようで、AHA体験のようにハッとした。
実はずんだ無使用!?「暑くなる季節に向けて、楽しい炭酸飲料の需要喚起に努めたい」
甘ったるいので最初は「がぶ飲み」という謳い文句に違和感を持っていた。しかし慣れていくと「甘いミルクと枝豆の味わいを感じた後、一瞬で炭酸が全てを洗い流してくれる」という感覚が楽しく、確かにがぶがぶ飲める気もする。
販売元は「ずんだ風味のやさしい甘さとクリーミーな味わいを楽しめ、がぶがぶ飲める『和』をイメージしたクリームソーダです」と説明。
「これから暑くなる季節に向けて『がぶ飲み』シリーズならではのユニークな商品として、楽しい炭酸飲料の需要喚起に努めていきます」
とプレスリリースでコメントしている。なお同商品は「ずんだ」は使用していないが、代わりに「ずんだフレーバー」が入っている。これから暑くなり、頭ももうろう状態になることもあるだろう。そんな時にキリッと冷やした「ずんだクリームソーダ」を飲んで、ぜひともこの新刺激を体感していただきたい。