遠野なぎこ、腕の自傷跡を隠す方法をアドバイス 自身もアームカットで「左腕にボコボコ&ザクザクと残っています」
女優の遠野なぎこさんが2月26日、自身のブログである女性から寄せられた悩み相談に回答した。
相談者のAさんは摂食障害、鬱、アルコール依存を抱えている。リストカットもしていたが、母親に見つかり怒られてからは腕を切るアームカットをしていた。そんなAさんは、数か月後に結婚式を行う。
「けれど、結婚式では腕を出すドレスを着る事になってしまいました。母が選びました。試着でも、母にバレないように必死で素直に喜べません。旦那にも言っていません」
これに対して遠野さんは、Aさんの結婚を祝福した上で、「”何故、ドレスをお母様に選んでもらってしまったのか”…その部分に、Aさんが本当に訴えたい”逃れられない闇”を強く感じ少し胸が苦しくなります」と綴る。
傷跡はテープで隠す「傷を見られ責められるより、まだ心の負担が少なくて済む」
遠野さんは自身もかつてアームカットを行っていた。現在も「傷跡が沢山残っています。長~い横断歩道みたいに、左腕にボコボコ&ザクザクと残っています」という。
そのため以前、温泉に入るシーンのある旅番組に出演した際、苦肉の策で傷の上に医療用の「肌色テープ」を貼ったという。当時の肌色テープは黄色っぽく、テープの上からファンデーションやコンシーラーを塗って対処したと明かす。
傷を隠すには「コンシーラーでカバーしてから透明テープとかかなぁ。でも、テープがテカる可能性もあるし少しヨレるから逆に目立ってしまうかも」とコメント。
肌色テープについては「私がTVの時にバレないのと同じようにお式にご招待をされたお客様からはバレにくいとは思います」という。しかし「お母様の目を誤魔化すとなると…ちょっとハードルが上がるよね」といい、
「万が一にもテープが見えてしまい指摘されても、『筋を痛めた』とか『肩こりが』とか『お医者さんに診てもらって、テーピングが一番良いと言われた』とか…お式の数日前から少しの体調不良を匂わせて、伏線を張っておくとか」
「傷そのものを見られて責められ、Aさんご自身が嫌な思いをされるよりは”疑惑”程度にしておく方がまだ心の負担が少なくて済むのかなぁ…とは思います」
と”今の母と娘”の関係を壊さないためのアドバイスを行った。遠野さんは過去にも自身のブログで、自傷行為に関する悩み相談に多数回答している。