同ファンドの対象について、「すでに起業されている方はもちろん、今回これをきっかけに起業したいという方からのご応募もお待ちしてます」としている。投稿に「＃子供たちのなりたい職業ランク上位に起業家を」というハッシュタグを添え、

「アイデアや技術や情熱はあるんだけど、機会や資金に恵まれず一歩踏み出せなかったあなた、ぜひこの機会に挑戦してみては？」

とコメント。

さらに「皆さんからの提案には、合否関係なく僕から一件一件コメントを返します。本気で返しますので、皆さんからも本気の提案をお待ちしています」という。ただこれは無償ではなく、

「こちらもそれなりに時間とパワーを使いますので、提案一件につき10万円（税込）の審査料をいただきます。たくさんのご提案お待ちしてます！」

としている。前澤氏はnoteで「前澤には会社をゼロから創業し上場させ時価総額1兆円企業にまで育て上げた経営者としての実経験があります」といい、そうしたノウハウが起業家の役に立つのではとしている。

ビジネス提案と審査は、書類審査、質疑審査、一次面談、最終面談といった順で行われる。前澤氏は「のんびりやるつもりはありません。前澤とやるからには圧倒的な規模感とスピード感をイメージしてください」と綴っている。応募締め切りは2月16日。

コメント欄には提案したいプロジェクトについて書き込んでいる人も見られた。一方、「平凡なサラリーマンには無縁の企画ですね」「普通の主婦には無理…一般家庭にもご支援を…」といった声も見られた。

前澤しは発表の前日、ツイッターで自身について「お金でしか注目されない。話題になること全てお金絡み。お金で遊んでる」と投稿。しかし、「その通りかもです」と肯定し、

「お金をどこにどう使って、どう注目され、どうお金を増やしていくのかは、経営者の腕の見せ所です。得意なことで注目されるのはプロとしても嬉しい限りです」

と述べていた。