新型肺炎の影響でイベントの中止が相次いでいる。EXILEは2月26日、「EXILE PERFECT LIVE 2001→2020」ツアーの京セラドーム大阪公演を開催する予定だったが、同日に中止を発表した。公式サイトには、
「本日午後に新型コロナウイルス感染症対策本部にて政府に要請された方針に従い、直前で大変申し訳ございませんが、本日2/26(水)京セラドーム大阪にて開催を予定しておりました『EXILE PERFECT LIVE 2001→2020』公演を中止とさせていただくことを決定いたしました」
と記されている。
「感染の拡大を収束するべく、このような判断とさせていただきました」
大阪公演についてEXILEは25日にも、新型コロナウイルスの感染拡大の状況を鑑みて来場しなかった人に対してチケットの払い戻しを行うと発表していた。
安倍晋三首相は26日、新型コロナウイルス感染症対策本部で、大規模なスポーツ・文化イベントについて今後2週間は中止・延期や規模縮小するよう要請した。これを受けて当日ではあるが中止を発表したと見られる。
「本公演を楽しみにお待ちいただいておりました多くの皆様には、ご迷惑をお掛けすることとなりますが、感染の拡大を収束するべく、このような判断とさせていただきましたので、何卒ご理解を賜りますようお願いいたします」(公式サイト)
なお、今回の要請を受け、「今後2週間の公演に関してもすべての公演を中止もしくは延期とさせていただくこととなりました。今後も、政府および関係機関等の方針に従い、対応を検討していきます」とコメント。払い戻しや振替に関しては改めて告知するとしている。
この事態にツイッターのトレンドに「EXILE中止」がランクイン。ネット上にはすでに”ライブ遠征”で現地に到着している人もおり、嘆きの声が相次いでいる。しかし「こればっかりはどうしようもない」という声も見られる。