東京で消耗、岐阜に移住した男性「通勤ストレスから解放され、子宝にも恵まれました」 | キャリコネニュース
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東京で消耗、岐阜に移住した男性「通勤ストレスから解放され、子宝にも恵まれました」

通勤ラッシュがつらい…

通勤ラッシュがつらい…

東京という街は華やかで、何でもあるかのように思える。「上京したい」と憧れる人も多いだろう。しかし、物価の高さや通勤ラッシュに関しては、しばしば”東京暮らしのデメリット”として取り沙汰される。

宮城県在住の60代男性(流通・小売系/年収450万円)は、以前の東京暮らしについて「何をするにもお金がかかりました」と振り返った。ただ、

「観光がてら、移動に自転車を使っていました。何度も転勤しているため、プライベートは観光気分で遊んでいました」

と単身赴任生活を楽しんだようだ。男性は「経験上、住めば都で3年経てばなじみます。東京は意外と小さいと感じましたね」と懐かしんだ。(文:福岡ちはや)

「東京は便利でよいが、便利なために散財してしまう」

都内在住の30代女性(流通・小売系/年収350万円)は、滋賀県出身者だ。女性は「地元が一番落ち着く」と語り、東京暮らしについて、

「物価が高く、田舎に住んでいたときに比べ、よい家に住むのが難しい。職場までの距離が遠いので、電車移動がつらい」

と嘆いた。

同じく都内在住の40代女性(サービス系/年収400万円)は、

「しばらく不便な国に住んでいたが、このコロナ禍で帰国した。東京は便利でよいが、便利なために散財してしまう」

と悩みを打ち明ける。女性は「できるなら沖縄で丁寧な暮らしがしたい」と希望を語った。

「通勤ラッシュでの心身の疲弊が酷かったです」

岐阜県に住む30代男性(商社系/年収500万円)は神奈川県出身で、都内の会社にて12年間働いた経験がある。男性は「通勤ラッシュでの心身の疲弊が酷かったです」と振り返った。

「結婚後、多摩市内にマンションを購入したものの、私が体調を崩し、電車に乗るのが困難になってしまいました。4年間は毎日薬を飲みながら通勤しましたが、これからの長い人生を考えて家を売却し、退職を決めました」

このような経緯から、岐阜県に移住した男性。今は車通勤のため「通勤ストレスから解放されました」と喜ぶ。

「家を売却したのでローンがなくなり、妻が働かなくても生活が成り立っています。おかげで子宝にも恵まれました」

男性は「東京に住んでいた頃は、何のために仕事をしているのかと常に疑問がありました」と明かす。華やかなばかりではない東京暮らし。健やかに生活できるかどうかは、人によって異なるようだ。

※アンケート概要
■実施期間
2020年10月19日~
■回答数
93 ※8月3日時点
(記事では、2021年7月26日から7月30日に寄せられた投稿を紹介)
■アンケート対象
キャリコネメルマガ会員(63万人)やキャリコネニュース読者、キャリコネニュースSNSフォロワー
■実施方法
アンケート集計ツール「クエスタント」を使用
回答ページ https://questant.jp/q/LYETI2M7
■質問項目
・【「東京に住むのはしんどい」と感じている人に質問です】どのような点がしんどいと感じますか? そう思う理由を具体的に教えてください。
・移住するならどこが良いですか? その理由、「移住したらこんな暮らしができそう」など教えてください。

※キャリコネニュースでは引き続き「東京に住むのはしんどい?」のほか「夏のボーナスいくらですか?」オンライン会議中のとんでもないエピソードなどのアンケートを実施しています。

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