「あんた二十歳にもなって、まだお腹すいてんの? お母さん食事飽きちゃった!」親に言われた驚愕の言葉
男性は「おそらく二十歳頃」だという学生時代、お腹がすいたので、母親に「お腹すいた!なんかない?」と聞いたという。親子の日常的なやりとりだ。ところが母親からは
「あんた二十歳にもなって、まだお腹すいてんの?いい加減飽きないの? 」
と驚きの言葉が返ってきた。男性は「えっ!お腹がすくのに、飽きたとか飽きないなんてないよ!」と当然の抗弁をしたものの、母親の答えはこうだ。
「変な子だねぇ?お母さん食事飽きちゃった!もう食べないから、今後お料理しないから!」
男性は「当時、相当呆然とした記憶があります」と、どこか可笑しそうにやり取りを振り返っていた。
一見不可解な母のこのセリフ、家族のために何年も食事を作り続けている立場の人なら、共感できるところがあるのでは。お母さんは「食べること」よりも、20年近く聞き続けた「お腹すいた」というセリフと「食事の用意」に飽きたのだろう。その気持ちが冗談と本音の半々で思わず口から出たのかもしれない。