友人親子を車に乗せたら絶縁することになった女性「シートに日焼け止めがベッタリと付いていました」
子ども連れの友人と遊ぶときは、思いがけないトラブルが起きることもある。その対応の仕方によっては、二度と会いたくないという事態に発展することも……。
東京都の40代女性(事務・管理/年収400万円)は去年の夏、「友人とその小学生の子どもと3人で行楽地に出かけたとき」に、散々な目に遭ったエピソードを打ち明けた。(文:草茅葉菜)
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車の中で「じゃあ〇〇ちゃん、日焼け止め塗ろうか?」
そのメンバーで出かける時は、女性が車を出すことになっていた。しかし迎えに行くと「だいたい待ち合わせ時間15分は遅れてマンションから出てくる」という。その日は10時半に待ち合わせの予定だったが、
「10時45分の待ち合わせのつもりで来て欲しい」
と言われてしまう。女性は「それはそちらが10時15分のつもりで用意すればいいだけの話では?」と思いながらも受け入れることにしたのだが……。
当日女性が家を出るとき、念のため「今から出る」とラインで連絡をしたが既読にならなかった。嫌な予感がして電話をかけると、その電話で起きた様子だったという。結局その日、友人と子どもが出てきたのは11時15分過ぎだった。
呆れた行動はそれにとどまらない。ようやく行楽地に向かっている途中、後ろから
「じゃあ〇〇ちゃん、日焼け止め塗ろうか?」
という声が聞こえたのだ。女性は「え?車の中で塗るの?シートに付くんじゃない?」と思いつつ、運転中のため確認できずにいると、今度は後ろからその子どもが「見てー!」と言って身を乗り出してきた。ちらっと見るとその顔には鼻と頬にたっぷり日焼け止めが乗っており、友人が
「あとは〇〇ちゃん自分で伸ばしてね!」
と声をかけていたという。女性は
「案の定シートやドアノブには日焼け止めがベッタリ付いていました」
と、うんざりした様子で綴った。友人親子のやりたい放題はまだ続く。
「それはだめ!お母さんそんなことで謝りたくないから!!」
行楽地に着いて遊んでいる時、みんなで食べようと買ったお菓子を、友人の子どもが気に入ったようで「誰にもあげない」と独り占めを始めた。友人が「ごめんねー」と謝ったとき、女性は「車の中で食べなければいいよー!」と許したそうだ。暗に「車内をこれ以上汚さないで」と釘を刺したのだろう。友人はそのとき
「絶対食べさせないから大丈夫」
と請け合った。
その後夕飯を食べに行くと、「子どもがご飯を全く食べずにレストランでそのお菓子を食べ始めた」という。そのときの親子のやりとりを、女性はこう綴っている。
「友人が『〇〇ちゃんここお店だからここで食べないで!』と注意したところ、その子が『じゃあ車の中で食べていいー?』と聞いてきて、 友人が『それはだめ!お母さんそんなことで謝りたくないから!!』と言ったんです。本当に耳を疑いました」
その後は、友人親子を自宅に送り届けてから帰宅。車内に付いた日焼け止めを拭いていたとき、女性に更なる衝撃が走った。
「車で食べたはずのないそのお菓子が3粒落ちてました」
これでは絶縁を考えても仕方ないだろう。