「よくある話ですがアパートのお隣との騒音トラブルで悩まされました」と話す男性。
「そのアパートは築30年で聞いたこともないメーカーの施工した建物でした。当時は特に騒音に関して何も考えておらず、2LDKで家賃5万2000円、リフォーム済みで内装もとても綺麗という理由でそのアパートを契約しました」
男性は、「不動産屋も特にトラブルとかは聞いたことないと言っていたので普通に生活できると思っていた」。ところが、「入居初日で隣から凄まじい音が聞こえた」という。
「ドアストッパーが壊れているのか、玄関の扉が勢いよく閉まる音でした。音だけではなく部屋が振動するレベルで、窓ガラスがカタカタカタと揺れていました。また室内と引き戸を勢いよく閉める人たちで、扉を開け閉めするためにガラガラガラ!ドン!という音が聞こえていました」
けたたましい日常音はそれだけではなかった。
「子どもの足音もすごく、廊下を走り回れば全て聴こえてきたり、風呂に入っていれば風呂から声が聞こえたり、電気のスイッチを押す音すら聞こえてきました」
「いくらなんでも酷過ぎる」と思った男性は不動産に電話。「『伝えておきます』と言われ、静かになった」が安心したのも束の間、再び男性は悩まされることになる。
「1週間過ぎるとまたうるさくなり、また不動産屋に連絡→うるさくなる→連絡→うるさくなるの繰り返しでした」
「引っ越せるのならすぐに引っ越したかったのですが、高い初期費用を払ってしまっていたため勿体なく、なかなか踏み切れずにいました。しかし昼夜問わず毎日うるさいと流石に精神的に参ってきて、ついにはノイローゼになってしまいました」
「上から突っ張り棒が落下してきて顔面に直撃」
ノイローゼになってからも騒音が続く日々に苦しむ男性。
「診断されてからすぐに、夜寝ていると扉が勢いよくバタンとしめられ、またかと思っていると上から突っ張り棒が落下してきて顔面に直撃しました」
「さすがに堪忍袋の尾が切れて次の日直接文句を言いにいくと、30半ばくらいの旦那が 『子どものすることなので』と言ってきました。深夜でも音がするのが子どものすること?と思い、夜も聞こえますけど?と聞くと『うちの子は夜起きてる時があるんです』と訳のわからん言い訳」
反省の様子が見られない隣人。いくら子どもとはいえ、深夜にうるさくする子どもを放っておくのは非常識だろう。男性は「もう話にならないと思い引っ越しを決意」した。
「家賃はだいぶ上がりましたがとても快適になりました。ケチケチせずに引っ越せばよかったと思ってます。通勤時にそのアパートの横を通るのですが、私たちが引っ越した後すぐに新しい人が入居してたのですが、その数ヶ月後になぜか元お隣も引っ越してました。もしかしたら何かクレームを言われて出て行ったのかなとなんとなく思ってます」
と綴っていた。男性がストレスから解放されたようで何よりだ。