終電を逃して上野で一夜を明かした男性「ホームレスの方がダンボールをくれて、それにくるまって寝ました」 | キャリコネニュース
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終電を逃して上野で一夜を明かした男性「ホームレスの方がダンボールをくれて、それにくるまって寝ました」

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酔っ払って電車で寝てしまい、想定外の駅まで運ばれた経験がある人は多いのではないだろうか。自身の寝過ごしエピソードを明かした神奈川県の男性は「現在44歳」と明かし、20代前半で経験した夜の出来事を綴った。(文:谷城ヤエ)

「お金は少し銀行に入れておこうと誓った出来事です」

2001年当時、働いていた場所の最寄り駅が「京浜東北線杉田」だったという男性。その日は「会社帰りに同僚と飲んで」おり、解散したのが22時頃。京浜東北線で杉田といえば新杉田駅だが、一駅先の「洋光台駅で降りるつもりで着席」したものの、

「駅員さんに起こされて目覚めたのがなんと上野駅」

と1時間以上電車に揺られていた。飲みすぎたのか、すっかり熟睡してしまったようだ。

「終電で電車もなく給料日前で銀行にもお金はなく途方にくれていた所とりあえず始発まで駅で仮眠する事に」

しかし時期は11月で、

「肌寒い夜中に当然寝れるはずはなく、震えていたらホームレスの方がダンボールをくれてそれにくるまって」

寝たという。ホームレスの方の優しさもあり、なんとか寒さをしのげたようだ。

「シャッターに寄りかかって寝ていたため駅解錠のシャッター開で引き摺られ起床。頂いた段ボールは畳んでホームレスの方の家にそっと戻し始発で出社しました」

男性は最後に「お金は少し銀行に入れておこうと誓った出来事です」と反省を綴っていた。

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