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「目つきも変わって怖かった」友人との再会、実はマルチの勧誘で… 絶縁エピソード

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懐かしい友人との久々の再会。思い出話に花が咲き、うれしい気分になれるだろうが、もしその再会が“勧誘の口実”だったら……。北海道の30代女性(教育・保育・公務員・農林水産・その他/年収100万円未満)は、懐かしい友人から不本意な勧誘をされ絶縁した経験談を明かした。

昨年、夫の転勤に伴い新天地に引っ越したという女性。

「親戚や知り合いもおらず、全く土地勘のない地域で初めての子育て……と、てんやわんやしている中、(過去に)海外ボランティアをしているときに知り合ったAさんから連絡をもらいました」

と振り返った。(文:コティマム)

10年以上ぶりに再会する友人 なぜか事前にZoomで「面通し」

「私が暮らす街でイベントがあり1泊するとのことで、こちらから『うちに泊まってゆっくり話そう』と提案しました」

「Aさんは面倒見が良く、裏表のない優しいお姉さんという感じの方で尊敬していました。ボランティアから帰国後10年経っていましたが、他の友人とも久しぶりに連絡をして会うこともよくあるので、ただ懐かしくうれしいと思っていたのですが……」

友人Aさんからの久々の連絡を懐かしみ、自宅へ泊まってもらうことに。しかし、その前から違和感があったという。

「会う前に、『久しぶりだからまず面通ししたい』と申し出がありました。どうせ会うのに不思議だと思いましたが、お互い出産も経て変わったこともあるだろうと受け入れました。今思えばこの時の違和感を大事にすればよかったと思います」

Aさんとは再会前にZoomで話をすることになった。

「事前のZoomのとき、『良かったら今度会う時リフレッシュにエステに行こう』と誘われました。ただ話を聞いていると『無料』『肌診断』など胡散臭いワードや、微妙に会話が噛み合わないところがありました」

この時点で怪しさ満載だが、案の定Aさんとの再会は不穏なものだった。

「当日、イベント参加後に予定通り我が家に来たAさんは、まだコロナ禍だったにもかかわらず、手洗いをせず当時1歳の娘に触ろうとしたり、ハグをしようとしたり……」

「また、ここで『なんかイヤだから』と(いう理由でコロナの)ワクチン未接種のことも明かされました」

しかし事前のZoomで「コロナは不安。気をつけている」と女性が話すと、「そうだね。私も教育関係職だから分かる」とは言っていたと戸惑いを明かした。

帰宅後も勧誘メール「パンフレットは内容証明で送り、絶縁を告げました」

女性の配慮のなさに複雑な思いを抱きつるも、昔話に花を咲かせた2人。

「懐かしい話など一通りしたあと、おもむろにパンフレットを出したAさんはマルチ商品の説明を始めました。会話が噛み合わず、目つきも変わって怖かったです。その日はやんわり断りました」

「翌日、お土産も渡してAさんは帰路に着きましたが、『着いたよ』とも『ありがとう』とも連絡はなく、後日唐突に『先日はありがとう』という連絡から、マルチ商品の勧誘のメールが来ました。断っても『電話したい』と食い下がられました」

再会した女性にマルチ商法の商品を勧めて来たAさん。その後の連絡の内容からもAさんへの「ありがとう」は口実で、勧誘目的なのが伝わってくる。

「Aさんに会うための準備も、楽しかった気持ちも、我が家に招くことで我慢をした娘や夫にも申し訳なく、自宅にあったパンフレットは内容証明でAさんに送り、絶縁を告げました」

仲の良かった友人でも、お金の絡む勧誘となると関係にヒビが入ってしまう。その後の心境をこう綴っていた。

「Aさんは今も勧誘をしていると聞きます。マルチって本当に怖いな。あのときハッキリ離れて良かったと思う一方、友人からの連絡に疑心暗鬼になってしまっています」

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