面接で「都合により時給850円で…不満な方はお帰りください」と言われた男性、結局入社するも…… | キャリコネニュース
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面接で「都合により時給850円で…不満な方はお帰りください」と言われた男性、結局入社するも……

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大手企業の求人なのだから求人広告に偽りはないはずだと思ってしまうのは、多くの人の反応だろう。

関東圏で十数店舗を展開してる飲食フロアの求人に募集したという60代後半の男性(大阪府/その他/その他/100万円未満)。店舗が自宅から徒歩5分の家電量販店内にあり、通勤のしやすさに加えて、時給が高いのが魅力だった。

選考は集団面接で行われた。社長は面接が始まるなり、「都合により時給850円で…」といきなり、時給を下げてきたという。続けて、「『不満な方は、この時点でお帰りください』と強気の姿勢」だった。

時給がいきなり下がるも「帰ったのは一人だけ」

出鼻をくじかれる形になったが、男性は

「私はちょっと面白いと思い残りました」

と、不満より好奇心が勝り、その場に残ることにした。ちなみに、「帰ったのは一人だけ」だったという。とりあえず詳しく話を聞いてから判断しようと思ったのだろうか。

そこで男性は「あいまいな面接」を受けたというが、結果は採用。勤め始めると、「出る出る、労基違反」と、問題だらけだったようだ。「タイムカード押してからのライン業務報告」「完備のはずの保険関係、皆無」と綴っている。

その挙句、人手が圧倒的に足りなかった様子。そこは客席が50席という規模の店舗にも関わらず、「ホール一人、キッチン一人で営業」していた。それも、「ステーキ店でね」と付け加えた。肉を焼き続けてホール対応までするとなると、かなりの重労働だろう。

結局男性は、「言いたいことハッキリ言って辞めました」というが、「時間外(勤務手当)は払ってくれませんでした」と不満は残った様子。ただ、「労基(労働基準局)に行く手間と時間がもったいないので、忘れてやりました」と綴っている。

男性が辞めた後、社長は人を補充しなかったようで店は店長のワンオペになったという。そんな状態では店を回せるはずがない。「まもなく潰れました」と、男性はさもありなんと言いたげだった。

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