セフレからのプレゼントを「いらないから」と誕生日プレゼントに流用してくる友人と絶縁するまで | キャリコネニュース
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セフレからのプレゼントを「いらないから」と誕生日プレゼントに流用してくる友人と絶縁するまで

画像はイメージ

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価値観の合わない友人との付き合いを無理に続けても、その縁はいつか何かのきっかけで切れてしまうだろう。茨城県の40代前半の女性(企画・マーケティング・経営・管理職/年収1000万円)は、15年前にケンカ別れした友人Aとのエピソードを語る。

「専門学生時代に仲良かったAと、その後も継続的に会ってきて。お互い独身。お互い手に職を持ち、同じ職種に就くも、彼女は(仕事を)辞めて結局夜の世界へ。私は細々とキャリアを積んで……」

Aの転職をきっかけに、2人の価値観はだんだんすれ違っていく。(文:福岡ちはや)

上から目線で人の彼氏にダメ出し

女性は「(Aは)いつもいろいろな男性からのブランドのプレゼントの話ばかり」と言い、Aに対する不満を綴った。

「お互いあげていた誕生日プレゼントも、もちろん私は購入。彼女はセフレやたくさんの男性からもらったプレゼントを私へのプレゼントに。隠していればわからないのに、(私はAから)わざわざもらった(もの)と報告受けて。(Aは)『いらないから私への誕生日プレゼントだ』と(私に言った)」

たしかに不用品を誕生日プレゼントにされて、手放しで喜べる人はなかなかいないだろう。

やがてAは既婚者の子どもを妊娠、出産したが、「本当は誰の子かわからない」という。その後もAは別の人と交際し、第2子を授かり、未婚のまま二児の母となった。女性はAに出産祝いや引越し祝いを贈ったほか、Aの子どものお迎えや、Aが彼氏と揉めたときの仲裁および子どもの世話を引き受けることもあったという。そんな献身的な女性に対し、Aは無神経な言葉を投げかけてきたそうだ。

「(Aは)子どもが大好きな私に『子どもはかわいいから早く産みなよ』とか(言う)。結婚もしてない私に言う。私の当時の彼氏は、会社経営をしているそれなりに年収もある人でしたが、上から目線で(Aから彼氏を)ダメ出しされ……」

それでも「仕方ない。(Aの)そういうところは見ないようにしてきました」 とAと友人関係を続けた女性。なぜそこまでしてAに関わろうと思ったのか、傍から見ると不思議でならない。

子どもの発熱で約束をキャンセルしたら「非常識だ!」と激怒

それから数年後、女性は結婚し子どもを出産した。Aは相変わらずで、妊娠中の女性に「産むの?」と聞いてきたが、女性は「違和感持ちながらも、(Aが無神経なことを言うのは)当然のことで理解できないぶん、スルーしてきました」と明かす。

女性のスルースキルのおかげで、ここまで続いてきた2人の友人関係。しかしそれも、あるとき突然終わりを迎える。

「(子どもが)少し大きくなってきたから、久しぶりに親に預けて(Aと)ランチの約束をしました。が、そのとき、子どもの体調が優れず熱が出てきたので、前日にキャンセルを申し出たら、(Aは)『こっちは有給取ったのにどうしてくれるの!』と(言う)。子どもがいる人にまさかそんな言葉を投げられると思わず、とりあえず何度も謝って『改めて会えたら』と返信。すると(Aの)激怒が続き、『非常識だ!子どもは預ければいい。私のほうが先に約束していた。子どものために取っておきたい有給のぶんをどうしてくれる。失望した。無責任。あんたのそういうところが嫌い』などなど。(中略)(私が)『有給は返上して出社できないかなぁ?』と書いてしまったら、(Aを)さらに激怒させてしまい、『絶交だ』と言われ。(中略)(私が)『いつもそうやって自分中心で騒ぎ立てて、私ももう限界』と言ったら、(Aは)『あんたに言われる筋合いはない!』とさらにヒートアップ」

結局、女性はそのままAをブロックし、Aの言うとおり絶交状態となった。女性は当時を振り返り、

「私が子ども中心すぎたのか? 時間が経てば(Aの言い分を)理解できるのか? と思って早15年。やはり1mmも理解できないし、子どもの看病を選んで正解だったと思っています」

と綴った。

ライフステージの変化によって、友人との間に価値観の違いが生じるのは仕方がない。ただ、違和感を抱いた時点で適度な距離を置いていれば、こんなケンカ別れをすることもなかったのではないか。

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