“親しき仲にも礼儀あり”という言葉があるが、いくら仲の良い友達でも、無礼が続くと関係がこじれてしまう。演劇系の専門学校に通っていたという東京都の20代前半の女性(教育・保育・公務員・農林水産・その他/年収100万円未満)は、専門学校時代に友人と絶縁した。(文:コティマム)
当時女性は、仲の良かった友人を食事に誘った。その後、同じ学科のほかの友人も数人誘い、「当日を楽しみに待っていた」という。
約束の日に別の予定を入れていた友人 後日「本人からは軽い謝罪」
「当日いつも通り学校に行き授業を受けましたが、最初に誘った友人は登校していませんでした。お昼ごろ授業が終わり、それまでに来るかと思いきや、連絡もなくそのまま来ないまま。ほかに誘っていた友人たちにも連絡は来ていなく、仕方ないのでそのまま食事に行かずに解散しました」
最初に誘った友人は、なぜか連絡もないまま欠席。結局食事会はなしになってしまった。
「その後、別の仲の良かった友人から、その子のInstagramにストーリーが上がっていると聞き、見せてもらったところ、食事の約束をしていた日は演劇の少人数での舞台公演でした。公演後に同じ舞台の人たちとカラオケや食事に行った旨をそのストーリーには載せていました」
女性たちとの食事会をドタキャンした友人は、まさかの舞台に出演し打ち上げに行っていたようだった。しかし「本人からはドタキャンやダブルブッキングについての謝罪や弁明などはおろか、連絡すら来ていませんでした」と、女性たちは何も聞いていなかったという。
「後日、学校に来た本人からは軽い謝罪を受けましたが、どうしてもその態度が気に食わなかったため、少し距離を置いてしまいました。その後もその子への不信感は収まることはなく……」
助けてもらってお礼の言葉もなし「常識的なことも言えないような人なのか」
さらにその友人は、睡眠不足や栄養失調などから学校で倒れたことがあった。その際の態度も絶縁の決定打になったという。
「学科のみんなで心配して、親や先生などに連絡して、(友人が)病院まで連れて行かれた数日後。登校してきた彼女は謝罪もお礼もなしに、何事もなかったかのように振る舞い始めたので、『そういう常識的なことも言えないような人なのか』と絶縁を決めました」
きっと、こうした態度を平気でとれる相手とは、長く付き合うのは難しかったかもしれない。
「彼女はいろんな人にお金や物を借りていたのですが、(私が貸した分も)返ってきてはいなかったので、完全に縁を切る前に友人を経由して返してもらいました」
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