「父の給料袋には2万円しか……親ガチャを外しました」酒、タバコ、パチンコに溺れる父親に育てられた男性 | キャリコネニュース
おかげさまで11周年 メルマガ読者数
65万人以上!

「父の給料袋には2万円しか……親ガチャを外しました」酒、タバコ、パチンコに溺れる父親に育てられた男性

画像はイメージ

子どもは親を選べないことを意味し、“親ガチャ”という言葉が使われるようになった。東京都の30代前半の男性(専門職/コンサルタント・士業・金融・不動産/年収450万円)は、

「親ガチャという言葉を初めて聞いたとき、『そんなこと言ってはいけない』という気持ちが出ましたが、瞬時に自分のことを考えて『(親ガチャを)外したな』と思いました」

と壮絶な幼少期を振り返る。男性は2歳の頃に母を亡くし、酒とタバコとパチンコに溺れる父親に育てられたのだ。(文:福岡ちはや)

「祖母は業者を呼んで駐車場のコンクリートを剥がして、パチンコ玉を埋めました」

男性は子どもの頃に見てきた父親の悪癖を次々と明かした。

「家で毎日のように飲みつぶれて、その場で眠る父。会社の隣に居酒屋があり、父の会社の人間にはツケで飲ませ、翌月の給料はツケ代金が差し引かれて支給されていました。給料は現金手渡しでしたが、ある月の給料袋の中には2万円程度しか入っておらず、祖母が大激怒」
「毎日セブンスターを1箱以上吸う父親でした。家の中でも吸うので、(男性は)子どもの頃から咳が多く、スポーツ中にすぐ息切れ、というか咳き込んでしまう子どもでした」
「給料をパチンコで溶かし、ギャンブル嫌いの祖母と毎月2回のペースで大喧嘩」

なぜ父親がそうなってしまったのかはわからないが、もしかすると妻を失ったショックもあったのかもしれない。祖母も男性の父親の行動を正そうと必死だったようだ。男性は、

「誰かから『(パチンコをやめさせるには)玉を家の敷地に埋めるといい』と聞いた祖母は、業者を呼んで駐車場のコンクリートを剥がして、パチンコ玉を埋めました」

と祖母の奇行を綴った。

また、最近になって知った驚きの事実も明かす。2023年7月にコロナに罹った男性は、喉の治りが悪く呼吸器科に行ったのだが、そこで「喘息持ち」との診断を受けたのだ。

「医者に喘息の症状を聞くと、全部小学生の頃から起こっていたものばかりだったので、おそらく子どもの頃から喘息だったと思われます」
「家でも咳き込んでたのに、父も祖母も気づいてくれませんでした。子どもは判断つかないので、大人が気づいてあげるべきだと思うんですが」

子の喘息に気づいたところで、男性の父親がタバコをやめたかといえば怪しいが、せめて祖母が気づいてくれたなら、男性の気持ちも少しは軽くなったのだろうか。

【PR】注目情報

関連記事

次世代バナー
次世代バナー

人気記事ランキング

  1. 【実録マンガ】喫煙者が隣に引越してきて「布団一式、全部タバコ臭に」 我慢の限界を迎えた女性が動いてみた結果
  2. 【実録マンガ】「右脚、すごく短くないですか?」店員に何度も言われて困惑、怒った女性が反撃するも……
  3. 世帯年収900万円なのに8000万円のタワマン購入してドヤっていた男性 目の前に新たなタワマンが建設されて絶望
  4. 「旦那の稼ぎだけで生きていく」が信念の女性、夫の年収が1500万→650万円にダウンで「一気に貧困層」と嘆く 投稿が物議
  5. 【実録マンガ】友人の結婚式、仕事で30分遅れたら「食べるものがなく空腹を抱えて帰ってきました」 それで絶縁した女性
  6. ぽっちゃり体型&筋肉質の女性、駅で肩タックルしてきた“ぶつかりおじさん”を跳ね返す
  7. 注文した料理が来ないまま45分経過 → 食べてないのに「席を空けて」と店員に退店を促されて激怒、トラブルになった男性
  8. 結婚祝いに2万円を送ってきた友人と絶縁 「ご祝儀にも満たない端金」と苦笑いした女性
  9. 【12.5更新 あなたの投稿募集中!】職場で言われた失礼なこと/ムカついた面接/「この上司はダメだ」と思った瞬間…ほか
  10. 落とした財布が警察に届くも「現金4万円が消えていた」 その後、警察の意外な一言に驚いた女性

アーカイブ