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「23区内で戸建てに住む勝ち組感」を語る40代男性 歩けばすぐ埼玉であっても……

現在40代後半の会社員男性が「都内で一戸建て」を購入したのは6年前のこと。その時は独身だったが、その後結婚。3年前には子どもにも恵まれた。

そんな男性が「家を買おう」と決めたのは、将来への不安からだった。

「就職してからずっと野方(中野区)の2DKのアパートに住んでいたんです。でも、ずっとここに住み続けることはできないだろうし、歳を取れば条件のよい物件は借りることはできないと思ったんです」

とはいえ、男性の年収は600万円程度。タワマンはとうてい無理である。

「最初は埼玉県の京浜東北線沿線で中古マンションを買おうかと思ったんです。でも、物件を探していて気づきました。場所を選ばなければ都内でも一戸建てを買うことができるんじゃないかと……」

そんな男性の思いつきを後押ししたのは、社会人になってから真面目に貯金をしていたことだった。

「投資とかは興味がないんですが、貯金が趣味だったので800万円くらい貯めていたのが、決め手でした。このまま貯めるばかりでいいのかとも思っていましたし」

当時は、このまま一生独身だと思っていた男性。その身軽さも、この思いつきを加速させた。

「この頃が一番楽しかったですね。自分の収入で都内に一戸建てが買うとなると、足立区あたりになるだろうとは思っていました。10分も歩かず埼玉県にいけますが、住所は間違いなく23区です。東京のしかも23区内に一戸建てを持てる人なんてそうそういないでしょう。そう考えると楽しくてしようがなかったんです」

ローン返済は「月々5万ちょっと」

男性の父親は国家公務員。それゆえに小中学校の間に三度も転校をした。そのときの経験も一戸建てへの夢を広げたという。

「マンションと違って土地も含めてすべてが自分のものになるわけでしょう。なにがあっても帰ることができる場所があるというのは、安心感だと思うんですよ」

ちなみに、足立区といえば治安が悪いと言ったネガティブなイメージもある。気にならなかったのか。

「確かに心配はされましたけど、別に路上で襲われることなんて滅多にないでしょう」

こうして半年以上、暇さえあれば不動産情報サイトを見て過ごした男性が購入したのは、足立区の北部、最寄り駅からは徒歩15分あまりの物件だった。建物面積は70平方メートルあまりとそこそこだが、築年数は30年超で価格は約1700万円だったという。

「我ながら、とんでもない物件を買ってしまったなあと思いましたよ。とはいえ親からも少し援助してもらったので、借入金額は1000万円。月に5万円ちょっとの返済で20年で完済予定です。これまでアパートの家賃が8万円だったので、それよりも安くなりました」

このことで信頼できる男性という印象ができたのだろうか。それまで仕事上の付き合いしかなかった7歳年下の取引先の女性と親密になり半年あまりで結婚に至ったという。

「子供はできるし、一戸建てなので今後も修繕費用はかかるでしょう。正直、生活はカツカツですよ」

ちなみに足立区には、まだまだ安い一戸建てが数多く売り出されている。不動産情報サイトを検索してみたところ、3DKで980万円という驚異的な物件も。もう23区内で高い家賃を払い続けるよりも、足立区で一戸建てを買うのが正解かも。

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