【実食】かつやの新作「牛バラ焼きとロースカツの合い盛り丼」の満足感がやばい 牛と豚の濃厚なハーモニー | キャリコネニュース
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【実食】かつやの新作「牛バラ焼きとロースカツの合い盛り丼」の満足感がやばい 牛と豚の濃厚なハーモニー

かなりのボリュームだ

とんかつチェーンの「かつや」が10月6日から期間限定で新作を販売している。その名も、「牛バラ焼きとロースカツの合い盛り丼」(税込869円)だ。

同メニューはロースカツと牛バラ焼きが一つの丼にのっているのが特徴だ。豚と牛を同時に楽しめる。リリースの写真もかなりインパクトがあり、登場前から、X(旧:ツイッター)では、「こういうのを待っていたんだ」「早く食べたい」などと新作を待ち望む声で賑わっていた。

筆者もかつやに足を運んで実際に食べてみた。平日の13時過ぎに店に行った。テーブルに案内されて注文すると、店員さんの「合い盛りいっちょう!」と威勢の良い声が食欲の拍車をかけた。(文:長田コウ)

ニンニクが効いた甘辛のタレと牛肉の相性は抜群

もちろんカツも美味しい

注文から、10分も経たないうちに、合い盛り丼が運ばれてきた。ロースカツと牛バラ焼き、そして気持ちばかりに添えられた千切りキャベツとししとうが下のご飯を見えなくするほど、盛られていた。丼を見て最初に思ったことは、「どっちが主役?」だった。

「どっちから食べよう」「せっかくだから組み合わせて食べるべき?」と食べる前から、とても頭を悩ませた。考えた挙句、一つひとつの味を楽しもうと決めた。まずは、ロースカツ。サクサクとした衣にやわらかい身、ピリ辛で味の濃いトンカツソースが絶妙である。そのソースが余計に食欲をそそってくる。だんだんと姿を現してきたご飯をすかさずかきこんだ。

続いて、牛バラ焼き。トンカツソースと味が喧嘩してしまわないか、と心配していたが、そんな不安は一瞬のうちに消えた。ニンニクが効いた甘辛のタレと牛肉の相性は抜群だった。牛バラ肉は噛み応えがあり、噛めば噛むほど、牛肉本来のうまみが感じられた。シャキシャキかと思っていた玉ねぎもしんなりタレに漬かっており牛バラ肉の存在に引けをとらなかった。

驚いたのは、牛バラ焼きを食べ進めていたときのことだった。3切れだと思っていたトンカツが実は、4切れだったのだ。しかも大きい1切れ…!これは興奮した。牛バラ焼きの下にひっそり影をひそめていたトンカツは、トンカツソースと牛バラ焼きの甘いタレの両方が感じられ、さらに美味しかった。

肉のうまみを引き立てるトンカツソースと牛バラ焼きのタレはご飯にまで恩恵を与えてくれていた。食べ始めた当初は、白かったご飯がトンカツソース色に染まっていたのだ。そのご飯をお供にキャベツを食べてしまうほどだった。

ロースカツ、牛バラ焼き、お供にご飯、キャベツ、お口直しにししとう…幸せなハーモニーが口で繰り広げられながら、10分ほどで完食した。あまりのボリュームで胃がもたれるかと思ったが、案外そんなことはなかった。

そして、最初に浮かんだ、「どっちが主役?」という疑問に、ついに答えが出た。結論、「両方主役」だ。普段は、別々で出されることが多い、牛肉と豚肉。ここで、奇跡のコラボを果たしたことになる。ロースカツも牛バラ肉もそれぞれの良さを兼ね備える、まさに贅沢丼ともいえるだろう。

かつやといえば、つい定番のカツ丼やロースカツ定食を頼みがちだ。安心感を求めて定番に走る気持ちも分かるが、今回ばかりは冒険してほしいと切に願う。

今回の「牛バラ焼きとロースカツの合い盛り丼」には、定食もあるようだ。ご飯と具が別になることで新たな発見もあるかもしれない。ぜひ、期間内に食べていただきたい。

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