「結婚式に出席するための服・バッグ・靴・アクセサリーを貸してほしい」ところが一向に返さない元同僚に憤る女性
価値観の合わない相手とは、早めに距離を置くほうが無用なストレスを受けずに済むだろう。大阪府の40代前半女性(医療・福祉・介護/年収450万円)は、約10年前に「前職の同僚の女性と絶縁した」と明かす。元同僚は物の貸し借りにルーズな人だったからだ。
「元同僚から『結婚式に出席するための洋服・バッグ・靴・アクセサリーなど諸々一式を貸してほしい』と頼まれたので貸したが、一向に返ってこない。私が転職して職場は同じではなかったが、当時頻繁に会っており、遊びの誘いは来るのだが、会ってもその話題には触れない。痺れを切らして少し強めに注意したら、(元同僚は)『クリーニングに出してから返す』と言う」
貸出からすでに数か月が経っていたこともあり、女性は「借りたら返す。使い終わったら速やかに返すのがマナーでしょう」と憤りを隠せない。(文:福岡ちはや)
翌年にまた「結婚式出席用に諸々一式を貸してほしい」と頼んできた
いつ返してくれるのかと気を揉むのが嫌だったのだろう、女性は元同僚に、
「物が惜しいわけではないから、欲しいのなら差し上げるけど」
と伝えたそうだ。しかし意外にも、元同僚は「返します」と言い張った。そこで女性はその日のうちに相手の家に行き、貸したものをやっと返してもらったという。
ひょっとすると元同僚の価値観では、“借り物はいつか返しさえすれば問題ない”という認識で、悪気はなかったのかもしれない。実際に約1年後、元同僚は再び女性に「結婚式出席用に諸々一式を貸してほしい」と頼んできたそうだ。女性は驚きつつも「前回のことがあるから今度はちゃんと返してくれるだろう」と貸し出したが、その期待は見事に裏切られてしまった。
「数か月が経った頃、(元同僚が)『明日あなたの職場の近くまで行く用事があるのでお茶しよう』と言ってきたので、さすがにキレて、『あなたと他愛のない話をしながらお茶を飲む気にはなれないけれど、近くまで来るなら貸したものを返してください』と敬語で返事して、翌日職場近くの道端で(貸したものを)受け取ったが、そのときも能天気に『お茶しないのー?』と言っていた。もう話が通じないと思って、無言でその場に置き去りにして帰ってきた」
借り物は「使い終わったら速やかに返す」をマナーとしている女性にとって、元同僚の言動は受け入れがたいものだった。女性は、
「一度ならず二度、しかも一度目に不愉快だと伝えているのに同じことを繰り返す彼女には、怒りを通り越して呆れてしまったし、もう無理だなと思った。ちなみにすっかり忘れていた最近になって、彼女自身の結婚式の招待状が来て、もう笑ってしまった。もちろん行きませんでしたが」
と投稿を括った。
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