「なんと家まで押しかけてきました」近所のお婆さんに執着され続けて「手紙はシュレッダーしました」と語る女性【後編】 | キャリコネニュース
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「なんと家まで押しかけてきました」近所のお婆さんに執着され続けて「手紙はシュレッダーしました」と語る女性【後編】

画像はイメージ

近所付き合いは大事だが、一定の距離は保った方がよさそうだ。兵庫県に住む40代前半の女性(クリエイティブ/年収100万円未満)は、いつも犬の散歩で家の前を通る近所のお婆さんと仲良くなった。

相手は「孫が出来た」と喜び、親密な交流が続いていたが、そのうち「1日一回は顔を見ないと物足りない」などと言われるようになり、徐々に会う頻度が増えていき重荷に感じていたという。

そんな中、女性が可愛がっていた野良猫が体調を崩し、病院で容態がかなり悪いことを告げられた。猫のため、毎日のように会っていたお婆さんとの予定をキャンセルしようと連絡すると

「ほなもうあかんな。人間でもそんな状態だともうあかんて言うよ」

と言われ、ショックを受けたという。女性は相手と距離を置くため、父親を通し「今猫のことで頭が一杯だから、しばらく誰とも話したくない」と伝えたが……。(文:國伊レン)

翌日から5日ほど連続が電話は鳴り続け…

父親を通して距離を取りたいと伝えた際は「私も(最近犬を亡くしたから)気持ちはわかります。気長に待ちます」との返事だったそうだが、まさかの“翌日”に電話で

「今日はどう?」

と、会う約束をたてようとしてきたというから驚きだ。「気長」と言った相手から翌日電話がかかってきたら恐怖を感じてしまいそうだ。

「その後も毎日電話してきて、それが5日ほど続いたかと思ったら、なんと家まで押しかけてきました。夜だったこともあり、流石に追い返すわけにいかず、出て行って家まで送りましたが、正直ドン引きですし、それがトドメになって、すっかりお婆ちゃんが嫌になってしまいました」

しかも、「そこで落ち着くかと思ったら、普通にまた電話してくる」という。父親に改めて連絡を控えるように釘を刺して貰ったが、効果は薄かったようだ。女性は電話が鳴るだけで動悸がするようになってしまい「携帯も家電も着信拒否」に設定したが、それでもお婆さんからの連絡は続いた。

最後にはポストに手紙が入っていたという。

「心無い言葉をかけてしまって申し訳なかった。後悔しています。毎日反省しています」

手紙の内容からは反省の念を感じるが、

「差出人の名が『勝手に賛助会員を名乗る変なおばさんより』となっていて、ちっとも反省しているとは思えず、手紙はシュレッダーしました」

と明かす。それを最後に、連絡が来ることは無くなったという。「ホッとしています」と綴る女性。近所に住んでいるからこその難しさもあっただろうが、絶縁した事に後悔はないようだ。

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