やはり既婚者の場合は、結婚や子どもの進級など、きりのいいタイミングで家を購入しているようだ。大阪府の30代後半の女性(年収900万円/子ども3人)は夫か自身が転勤族らしく、迷いながらも購入した当時をこう語る。
「子どもが小学生に上がるタイミングで買おうとしたが、決めきれず賃貸。からの転勤。そして長子が3年生に上がる時に入居できる建売を購入」
マイホームは大きな買い物ゆえに、家族にもさまざまな決断が迫られる。迷うのも当然のことだ。
一方、未婚で家を買った人の経験談もある。埼玉県の40代前半の女性(金融・保険系/正社員/年収300万円)はもともと30歳までにマンション購入を目指し、貯蓄していたという。そんな中、「26歳の時に検索していたら自分の条件を満たすマンションを見つけた」そうだ。そのため予定より早めに物件購入に至ったが、
「約2000万を住宅控除期間を利用して返していくように、できるだけ若いうちに返済する予定で、22年でローンを組んだ。かなり無理はしたが、40代で返済が終わるので、早く購入して正解だったと思う」
と回答。未婚者の場合、家族の意向に縛られず自分が気に入った物件を購入できるのがメリットだろう。
※キャリコネニュースでは「家を買ったタイミング」をテーマにアンケートを実施しています。回答はこちらから https://questant.jp/q/INVH5WBU