金縛り? 実家の縁側で寝ていたら「誰かに両足首を掴まれ……」 神棚に助けを求めた男性 | キャリコネニュース - Page 2
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金縛り? 実家の縁側で寝ていたら「誰かに両足首を掴まれ……」 神棚に助けを求めた男性

「まだ目は開きませんでしたが、ぐいっぐいっと強い力で引かれて、ふくらはぎ、腿、尻から腰、背中と徐々に持ち上げられている感覚がありました。誰かの、きっと弟のイタズラかと思いましたが、何か様子がおかしいのです。これだけのことをされているのに、自分の目がなかなか開かないことです」

その後、背中から肩まで「持ち上がった」感覚があった。胸も苦しくなってきたという。

男性は状況を確認するべく「重く閉じた瞼を何とか開きました」という。薄目を開けた状態だったものの、自分の足のほうに目を向けると

「足は、…持ち上がっていませんでした。籐枕に頭を乗せていたので自分の体が、縁側の板張りの上に横たわっているのが確認できました。なのに、依然両足首は掴まれたまま、さらに強く引っ張り上げられ続けているのでした」

「目を凝らすと、横たわった体から、何か薄い霧のかたまりのようなものが引っ張り上げられているのが見えたのです。はっきり見えなくても、それは自分の体であることは直感的にわかりました。胸の苦しさはますます強くなり、ついに首まで持ち上がったのです」

「神棚の『名も知らぬ神様』に助けを求めました」

男性はさらに強く引っ張られているのを感じ「このままでは、体を引っこ抜かれる!」という強い恐怖を覚えた。

「『これはいかん!』と、足首を掴んでいたナニかから、何とか逃れなくてはと思いました。しかし、お経のひとつも唱えられません。とっさに、縁側から次の間にあった仏壇の『ご先祖さま』や祀ってある神棚の『名も知らぬ神様』に助けを求めました。『助けてください!助けてください!』心の中で叫び続けました」

すると突然、足が解放されたという。

「ドンッという感じで『もうひとつの体』が、縁側に横たわる体に落ちてきました。その途端、目がはっきりと開きました。息は荒く、動悸を感じました。冷たい汗か、びっしょりと首元や背中を濡らしていました。『夢だったのか?』と思いましたが、あまりにハッキリと細かいところまで記憶しているので……」

と、男性は恐怖体験を振り返っていた。

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