試験会場でガン飛ばされた!? 受験当日、他校の女子生徒に絡まれて殴り合いの喧嘩「当然不合格となりました」と語る女性
よりにもよって受験の日に他人と揉め事を起こしてしまう人もいる。宮城県に住む50代女性は、自身の黒歴史をこう振り返る。
「他校生徒と喧嘩をし、当然不合格となりました」
受験したその日に喧嘩とは、いったい何があったのだろうか。(文:真鍋リイサ)
「アタマらしい子が手下3人に顎を出し『ヤレ』と指示」
「私が喧嘩を売った訳でも買った訳でもなく、一緒に受験に行った同級生が原因でした」と語る女性。つまり巻き添えを食らったそうだ。
「同級生が他校生徒と、お互いがガン飛ばした、飛ばされたとなったようで、しかしさすがにその場では校内という事で、それ以上は何も起きなかったのですが…」
いろんな生徒が集まっているとはいえ、試験会場でガンを飛ばした云々で揉めるとは、どういうことなのか。しかし無事に受験が終わり、女性たちが帰ろうとしたとき、「校門を出て少しした所に、他校生徒数人が私達を待っていました」と驚く事態が待っていた。
「近寄って来て、ガン飛ばした飛ばしてないの口論が始まり、正義感強めの私は『今日は受験日だからヤメなよ!』と、言ったのですが、あちらは少しヤンチャ風な威勢の良い女子達だったし聞く耳を持ってくれません。アタマらしい子が手下3人に顎を出し『ヤレ』と指示が出ました」
「袋叩きに遭い痛い思いをしたくなかったので闘うしかない」と覚悟を決めた女性は、その喧嘩に乗ってしまい、事態は大きくなってしまう。
「手下に無言で指示を出した奴にとてもムカついたので、手下には目もくれずアタマに向かって行きました。攻撃中、後ろから長い髪を引っ張られたり蹴られたりと邪魔は入ったもののアタマを攻撃でき満足していたら…誰かが知らせたのか高校から先生や在校生が来てしまい、全員高校へ連れて行かれました」
巻き込まれたとは言うものの、なんと女性のほうでも喧嘩上等で向かって行ったのだ。これでは釈明も難しい。「後々に思えば、乱闘前にダッシュして高校に戻り逃げれば良かったのですが」と後悔を語るが、その時は何故か「戦闘モード」になってしまったそう。
「一緒に受験へ行った同級生達、発端をつくった子も誰も止めてもくれず見ていたのにはガッカリだし、私だけが悪者になったのも理不尽でした…おまけに筋肉痛になるし…次の日は当然、中学校で話題になるし、お呼び出しもあるし…散々でした」
結局、相手の「アタマ」へ攻撃した女性がすべての責任を取らされた様子。その「不名誉」は次の年まで引きずられたと語る。
「次年度の受験前は、この話を持ち出し受験生に注意を促したそうで、後輩達や身内にも不名誉で有名人になりました」
どんな状況でも喧嘩をしてはいけなかっただろう。
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