義父からのDVを「あんたが悪いでしょ」と薄ら笑いして見て見ぬふり 離婚後に「全部忘れなさい」と言った母親が許せない女性
肉親であれ、何年経っても許せないことはある。投稿を寄せた30代女性は、学生時代に義父のせいで生活が一変したそうだ。
「学生時代、母親が再婚した。母親が私の親権を取り、その流れで義父ができた」
最初は「赤の他人の義父は優しかった」が、次第に悪い方へ変わっていったと明かす。(文:真鍋リイサ)
「言葉だけでもいいから止めて欲しかった」
同居して半年過ぎた頃、優しかった義父が豹変した。
「些細なことがきっかけで、いわゆるモラハラ夫と呼ばれるような人間になった。最初は暴言だったが、次第に状況が悪化し、私家族に手を出すようになった」
どんな事情にせよ、暴言や暴力をふるうことは許されない。しかし義父の暴力は悪化していった。
「ある時、私の言動が気に入らないと義父が指摘し、DVを受けた。その様子を母は見ていたが、『あんたが悪いでしょ』と言って、薄ら笑いを浮かべていた」
実の母親に義父のDVを容認されて相当辛かっただろう。
「母は自分に危害がくることを恐れてやったことかもしれなかったが、子供の立場の私はせめて、言葉だけでもいいから止めて欲しかった」
最終的に母親と義父は離婚したが、その後も母親から謝罪の言葉はなかった。
「母と私と兄弟で暮らすようになった時、『心配かけたね。(今までのことは)全部忘れなさい』と言って母の中では終わらせたつもりらしい」
母親にとっても辛い時期だったのだろう。しかし女性は義父のDVに加えて、それを止めなかった母親によって心に深く傷を負った。
「直接、この期間のことを謝罪されたことは未だにない。20数年経つがモヤモヤしている」
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