「どうしてこんな豪雪地帯に自宅を構えてしまったのかと後悔しています」除雪作業でご近所さんとピリピリ 人間関係に疲れた女性 | キャリコネニュース
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「どうしてこんな豪雪地帯に自宅を構えてしまったのかと後悔しています」除雪作業でご近所さんとピリピリ 人間関係に疲れた女性

画像はイメージ

今年の冬はいつもより降雪量の多さに悩む地域が多いだろう。そんな中、投稿を寄せた40代の女性は、

「私は東北の豪雪地帯に住んでいるのですが毎年冬になるとご近所さんとの関係がピリピリします」

と打ち明ける。どうやら、豪雪地域ならではの理由が原因で、近隣住民とギクシャクしてしまうことがあるようだ。(文:國伊レン)

「これはうちが除雪すべきなのか、それともお隣さんが片付けるべきなのか」

女性は、その降雪量の凄まじさをこう明かす。

「一晩で1メートルを超える降雪がある日が多々あって除雪しないと家から出れない。車も出せない感じになります」

その他にも色々な不便はあるが、「中でも厄介なのは屋根からの落雪です」と明かし、こう続けた。

「家の屋根からの落雪がお隣さんへの階段へ。お隣さんの屋根からの落雪が家の裏の敷地内へと落ちてくるのです。自分の家の敷地内なのでこれはうちが除雪すべきなのか、それともお隣さん家に積もった雪なのだからお隣さんが片付けるべきなのか…」

お互いに厄介な雪の処理に頭を抱える日々らしい。女性は毎年疑問に思いながらもお隣さんと話し合いはせず「暗黙の了解という感じ」で、自分の敷地に落ちてきた雪を片付けているそうだ。

「ですがお互いに不満に思ってるわけで、顔を合わせないように時間帯をずらして片付けてます」

顔を合わせることにすら、気まずさがあるようだ。やはりお互い心のどこかで「これはお宅の雪ですよね」と思っている節があるのかもしれない。

ちなみに降雪量が多い地域では「流雪溝」という水が流れている堀があり、そこに雪を捨てられるそうだ。しかし女性が住んでいる場所にはそうした施設もないため、「家の横などに春まで雪を集めておく」しかなく、とても邪魔になるという。

「年を重ねる度にどうしてこんな豪雪地帯に自宅を構えてしまったのかと後悔しています。ご近所さんとも冬になる度にギクシャクしてしまうし、挨拶さえもしなくなってしまいます」

不便なだけではなく、トラブルの元にもなる雪。少し降る程度なら綺麗だが、降雪量が多い地域では厄介な存在のようだ。

「今年は例年より雪が多くていつも以上に春が待ち遠しく感じます。早く春になって隣のおばさんと世間話に花を咲かせたいと思っています」

冬以外は良好な関係なら、どちらがどう雪を片付けるか話し合っても良さそうなものだが……。当事者にしか分からない空気があるのだろう。この地域が早く暖かくなる事を願うばかりだ。

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