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画像はイメージ
七五三は子どもの成長を祝う大事なイベントだ。着物や写真撮影の費用も子どもが可愛いからこそ負担できるもの。ところが、兵庫県の50代女性は娘がまだ幼い頃、七五三の写真を撮るため写真スタジオに行った際、女性スタッフから失礼な対応をされたという。娘の名前を聞かれたので答えると
「果物の名前ってすごい縁起悪いんですよね」
と言われたのだ。どう考えても失礼な言動だが、不快にさせられた言葉はこれだけではなかった。(文:永本はな)
「責任者の方に言ってやろうかと思いましたが……」
それは大学生ぐらいのアルバイトらしき女性スタッフで、着付けと髪のセットを担当していた。女性は「よろしくお願いします」と笑顔で挨拶したというが、「嫌そうな顔をされた」という。
「母親のくせにチャラい格好してと言ってるように思えました」
ここままでは女性の誤解かもしれないが、問題は着付けが始まり雑談をしていたときだった。「娘さん名前なんて言うんですか?」と聞かれたのをきっかけに、失礼極まりない事を言われたそう。娘の名前を答えた後、前述の通りこう言われた。
「果物の名前ってすごい縁起悪いんですよね」
驚いた女性が「そうですか?そんなの聞いた事ないですけど」と返すと、
「いえいえ縁起悪いですよ!私のお姉ちゃんも果物の名前を子どもに付けようとしたらお母さんにやめなさい!縁起悪い!って言われてました」
こう「平然と」主張してきたという。知らせる必要も根拠もない説であり、親が愛情をこめて付けた名前を本人も聞いている場で悪く言うのだからタチが悪い。しかも最終的には、
「私子ども嫌いなんですよね~」
と言い放つ始末だった。「あまりの失礼さに驚いてしまいました」という女性だったが、予約をしている以上仕方ないと割り切った。唯一の救いは、親切な女性カメラマンの存在だったと振り返る。
「責任者の方に言ってやろうかと思いましたが、時が経ちその大学生も結婚して子どもができた時にわかるかなあ…とも思いました」
事を荒立てることなく思いを巡らせたのだった。スタッフ全員が失礼だったら、こうは行かなかったかもしれない。
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