女性によると、部屋番号を確認せず、表札だけを見てチャイムを鳴らす業者が後を絶たず、ひどい時は週に4回も間違いが続いた。ドアを開けるなり無表情で「それ、上の階です。鳴らす前に確認してください」と断り続けたという。
ある日、最悪なタイミングでインターホンが鳴った。入浴中だった女性が泡だらけの体で慌てて出ていくと、立っていたのは宅配水の配達員だった。
「うちじゃないわよ」と伝えても、配達員は「○○さんのお宅ですよね?」の一点張り。
「確かにうちは○○ですが、うち『は』契約してない」
こう言えば、部屋番号を確認してもらえるかと期待した女性だが、あろうことか配達員はイラついた口調でこう言い放ったという。
「いい加減にしてくださいよ」
いい加減にして欲しいのは女性の方だろう。
「引継ぎのときに『上下で同じ苗字、注意』と書くべき」
女性は冷静に「お宅が用があるのは何号室の○○さん?」と問い詰め、それは上の部屋であることを伝えた。だが、よほど腹に据えかねていたのだろう。
「鳴らす前に確認しろよ、ボケがーっ!!」
女性の怒声に、配達員は「すみませんでしたーっ」と謝りながら、足音を響かせて階段を駆け上がっていったそうだ。
なお、この業者の間違いは2度目だったことから、
「営業と配達、違う人なのかもしれないけれどそれなら引継ぎのときに『上下で同じ苗字、注意』と書くべき」
と、女性は管理体制の甘さを指摘。結局、本社宛てに「がっつり苦情のメール」を送ったそうだ。
「宅配水の会社なのに部屋番号の確認もせず、違うと言われても配達先を調べない。ここだけは絶対に契約しない、と思った」
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