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パナソニックは2026年3月10日、今冬のエアコン稼働状況の分析と手入れに関する「2026年今冬のエアコン利用と冬じまいに関する実態調査」の結果を発表した。
調査は2026年2月27日から3月1日にかけて、全国の20~60代の男女555人を対象にインターネット上で実施された。調査の結果、暖房利用が全国平均で1300時間を超えるなど「長時間・常時運転」が定着する一方で、5割以上が電気代の上昇を実感し、かつシーズン終わりの手入れを怠っている実態が明らかになった。
秋田県は驚異の「1833時間」稼働
今冬のエアコン暖房利用時間は、全国平均で1日あたり10.89時間、冬期合計では1306.94時間に達し、沖縄県を除くすべての地域で1000時間を超える長時間利用が見られた。
都道府県別で最も稼働時間が長かったのは秋田県で、冬期合計1833.50時間、1日平均では15.28時間という驚異的な記録となった。次いで2位は青森県(1817.66時間)、3位は岩手県(1626.63時間)と東北勢が上位を占めている。
平年と比較した利用増加時間では北海道が際立っており、1日平均で0.88時間、冬期合計で105.03時間も増加した。北日本や関東北部で暖房利用が大幅に伸びる一方で、徳島県(70.28時間減)や愛媛県(43.68時間減)のように前年を下回る地域もあった。
こうした長時間利用の背景には、エアコン暖房の使用がより日常化している実態がある。全国平均でも平年より約30時間利用が増えており、特に利用時間上位の地域では暖房の長時間稼働が避けられない状況となっていたことがデータから示されている。最も利用時間が少なかった沖縄県であっても冬期合計は859.77時間を記録しており、全国的な冷え込みがエアコンの稼働を押し上げた形だ。
52%が「電気代が上がった」と悲鳴
エアコンの稼働時間増は当然ながら家計にも直撃している。例年に比べて電気代が「高くなった」と感じている人は52.0%と半数を超え、光熱費の負担増をリアルに実感している様子が浮き彫りとなった。
利用スタイルの変化も顕著で、40.0%の人が「連続運転(つけっぱなし)する日が増えた」と回答している。その理由として「室温を一定に保ちたい」という快適性への要求(48.0%)に加え、「つけっぱなしの方が電気代が安く済むと聞いたから」という人も38.0%にのぼった。
しかし、これほどまでにエアコンを酷使し、コスト増を実感していながらも、シーズン終わりの清掃である「冬じまい」の実態は芳しくない。今後の実施意向を持つ人は66.0%にのぼるものの、これまでの実施状況を確認すると、実際には「ほとんど、または全くしたことがない」という未実施層が50.0%と半数に達した。
手入れをしない最大の理由は「面倒だから」が43.0%と圧倒的で、次いで「やり方がわからない」が25.0%と続いた。冬の間に一度もフィルター掃除をしていない層も33.0%に達した。
電気代の上昇を嘆きつつも、メンテナンスという「自衛策」にはなかなか手が回らないのが現実のようだ。冬の汚れを放置することは次シーズンの電気代上昇を招くリスクがあるため、フィルター掃除などの簡易的なケアだけでも実施することが推奨される。(※記事内の調査データはすべてパナソニック「エオリア」調べ)
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