「ハウマッチ!」と叫ぶ客に英語で対応した結果 →「わかんねえよ」 一撃で黙らした店長に聞いた顛末 | キャリコネニュース
おかげさまで11周年 メルマガ読者数
65万人以上!

「ハウマッチ!」と叫ぶ客に英語で対応した結果 →「わかんねえよ」 一撃で黙らした店長に聞いた顛末

画像はイメージ

レジに商品をバンッと叩きつけ、突然英語でまくしたててきたのは、よれよれのスーツを着た50代くらいの男性だった。

首都圏のとある雑貨店で店長として働く戸川さん(仮名・40代男性)は、長年サービス業に従事するなかで数々の厄介な客に遭遇してきた。

突然の傲慢な態度に戸川さんが機転を利かせて対応すると、周囲の客からも感嘆の声が。編集部は戸川さんに取材し、その当時のことを詳しく聞いてみた。(文:篠原みつき)

よれよれのスーツを着た謎の客への「完璧な対応」

それは今から2年ほど前。戸川さんが勤務しているのは、総合商社を親会社に持つ輸入雑貨や衣類を扱う店舗だった。

ある日、ノーネクタイによれよれのスーツ姿、斜め掛けカバンを持った50代くらいの男性客がレジにやってきた。男性はトレーナーかパーカーのような衣類を乱暴に置くと、冒頭のように「ハウマッチ!ハリーアップ!」と言い放ったという。

「外見も発音も日本人に見えましたが、外国の方の可能性もあります。私は相手に合わせる意味で、『ツーサウザンエイトハンドレットフォーティ。ハウ ウィルユーペイ?(2840円です。お支払いはどうなさいますか?)』と英語で返しました」

すると男性の態度は一変。あろうことか

「はぁ? 英語で言われてもわかんねえよ、日本で日本人になんで英語使うんだよ」

と凄んできたのだ。意地悪なことこの上ない。

「一撃で黙らした」怒る客に向けた丁寧すぎる嫌味

「いやいやいや、あなたが先に英語を使ったのでは……」

心の中でそうツッコミを入れつつも、戸川さんは冷静だった。声のトーンを低く抑え、こちらの落ち度で申し訳ないという表情を作りながら、こう言い返した。

「大変失礼いたしました、申し訳ございません、ご指摘の通りです。日本で日本人に、ろくにしゃべれない英語で返答なんて意味が分からないですよね。失礼いたしました、2840円になります。お支払方法はどうなさいますか?」

圧倒的な正論と丁寧すぎる嫌味の前に、男性は顔を赤らめて無言になった。少しムッとした様子で会計を済ませ商品を受け取ると、足早にまっすぐ出口へ向かっていったという。

見送る戸川さんに、レジの後ろに並んでいた別の客は「一撃で黙らしたね」「大変ですねぇ」と労いの言葉をかけてくれた。

ちなみに戸川さんは英語が特に得意というわけではないそうだ。ただ、米軍関係者が多い地区での勤務経験があり、仲良くなった基地内の職員から実践的な接客英語を習得していた。そのため、とっさの対応が可能だったのだ。

日々、厄介な人たちに接していたら…「自分の性格が悪くなっていく」

見事な対応をした戸川さんだが、少しばかりの後悔もあるようだ。

「あの時はちょっと嫌味が利きすぎていたかなと反省しました。日常的に厄介な人たちと多く接していると、対応自体はできるようになるんです。でも同時に、自分の性格が悪くなっていくのも実感してしまいます」

そう。戸川さんを悩ませる厄介な客はこれだけではない。

「一番厄介だと思うのは、1円の取引もないのにお客様と同等のサービスや保証を要求してくる『自称お客様』たちですね。他店で買った商品なのに返品や交換を要求したり、アフターサービスだけ受けようとしたりする人が大勢います」

ほかにも、他店の商品の返品要求、駐車場券の不正取得、競合店から電話をしてきて商品の説明を求められるなど、そのバリエーションは多岐にわたる。モラルを欠いた客には嫌味の一つも返したくなるというものだ。

【PR】注目情報

関連記事

次世代バナー
次世代バナー

人気記事ランキング

  1. 「決して裕福ではありません」世帯年収1100万円でも食費4万円、外食なしの現実。高額な社会保険料に「何のために働いているのか」
  2. 「最後まで集団でたかられた」母の通夜で“大宴会” 寿司追加、挙げ句に持ち帰った親族に怒る女性
  3. 世帯年収1000万超の暮らし「レクサスは現金で一括購入。ただ、子どもは私立だと厳しいので公立の予定」
  4. 「旦那の稼ぎだけで生きていく」が信念の女性、夫の年収が1500万→650万円にダウンで「一気に貧困層」と嘆く 投稿が物議
  5. 「2、3人の女性が吹っ飛んでいました」渋谷駅で“ぶつかりおじさん”を撃退!「動画に撮りました。暴行罪であなたを警察に連絡しますね」と言ってみたら……
  6. 落とした財布が警察に届くも「現金4万円が消えていた」 その後、警察の意外な一言に驚いた女性
  7. 世帯年収500万円の男性、税金に怒り「毎月9万円近く引かれる。国は車を長く大切に乗るには"金を払え"という」
  8. 夫の不倫相手から電話「もしもし、旦那さんから何か聞いていませんか?」 勘のいい妻が発した言葉は……
  9. 妊娠中に不倫した元夫のその後…「48歳の若さで帰らぬ人に。子どもたちも葬式に出ました」
  10. “こどおじ”をバカにする彼氏 「結婚したら新居は俺の実家と同じ駅にしてね」と謎の主張

アーカイブ