手取り22万円の「パチンコは月3万円まで」宣言って意味ある? 3万円なんて午前中で溶けるぞ

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年収が低い人に、今の高射幸性パチンコ・パチスロを楽しみ尽くすってのは土台無理だ。表記上のコイン単価は昔とそう変わらなくても、今はまとまった出玉を得るまでにあれこれとくだらない条件を満たして、パチンコならムリゲーと思えるような抽選を突破。パチスロならとにかく下位で伸ばして一度は有利区間を切らないと話にならなかったりする。
特にパチスロは一撃で、つまりワンフラグで数千枚出るみたいなことはもうない。そんなのは過去の台の話だ。今は有利区間を切るたびにチャンスゾーンを突破して上位をループさせなければならないという台ばっかりで、万枚ですら出せる気がしない。
万枚が出たとしても、それに至るまで何万使うんだって話だし。結果万枚が出ても、そこまでに10万入れてりゃ、個人的にはそれは万枚達成とは呼べない。
そういうことを考えると、次第に現状の遊技性のマシンなんか、僕みたいな生粋の依存症ですら触る気もなくなる。眼先に人参ぶら下げるのが、下手になってませんか? メーカーのみなさん。そんなんじゃ依存症20年選手の僕ですら出走できませんよ。(文:松本ミゾレ)
今のパチンコは月収40万ぐらいないとまともに打てない
加えて日本人も堅実になって、余暇に金を注ぎ込むよりも投資だの何だのにお金を割くのが当たり前になってきた。それが楽しいのか? とは思うが、賭博するよりも遥かに有意義だろう。僕の周囲も新NISAがどうのこうの言ってるし。
まあでも投資も先立つものがなければやりようがない。僕は貧乏な上に金遣いがおかしいので、一生NISAできないだろうな。そもそもあんまり稼いでないから、税金と年金と家賃と水道光熱費と食費だけでほとんど手元に残らんし。
今年42なのに、貯金はマジで全然ない。自分でもドン引きするレベルでないのだ。そんな人間ですら今のパチンコやパチスロは警戒していて、なかなか手出しできなくなっている。勝つビジョンより、負けるビジョンの方がよほど想像しやすいのが最大の理由だ。
マシンはどんどん勝ちにくく、店も負けやすい調整でお出迎えしてくれやがるんで、本来なら月収は40万ぐらいないと、今の水準の台は打っちゃならないと思うんだよね。でも、そもそもパチンコ屋ってのは金がない人間のよりどころなわけで。
先日も5ちゃんねるに「【朗報】手取り22万円ワイ、パチンコは月3万円までというルールを設立」なんてスレッドが立っていた。
この人物はパチンコでよほど痛い目を見たのか、毎月の使用上限額を3万円に抑えるという案を提案している。これなら12か月全敗でも、マックスで36万のマイナスで済む。今のスペックの機種を打って全敗したと考えれば、浅い傷と言えるだろう。
それぐらい現在は、毎月3万負けなんて簡単に達成できてしまう。ってか午前中の時点でもっと負けること、あるからね普通に。
パチンコは釘次第だが、現在は天井機能を持たない台が主流なんで、3万を上限と考えればノーヒットでも1時間から2時間ぐらいは遊べそうだ。パチスロは3万円でノーヒットだと900回転ぐらいは遊べるから、それまでに天井到達する機種を選べば初当たりは引けるだろう。
ただ、1日3万ならまだしも1ヵ月3万縛りでしょう? 俺はこの提案者が、そんなもん遂行できるとは到底思えないね。それぐらい今、ホールでは3万円の価値なんて低い。3万勝つのは大変なのに、3万なんて楽勝でサンドに飲ませることができるのだから。
パチンコは負けるまでがパチンコ。変な制約は意味がないのでやるだけ無駄
僕は以前パチンコ屋の社員をやっていて、ある時横須賀から小田原の店舗に転勤しろと命じられ、会社が手配した引っ越し業者のトラックで新居にそのまま連れてってもらったことがある。このとき、トラックを運転しながらその業者のあんちゃんが言ってた言葉は今も忘れられない。
「パチンコは、やらなきゃ絶対に負けない」
これだ。この言葉は、当時高卒で社会人をやり始めたばかりの僕には天啓だった。この言葉。裏を返せばパチンコなんかやるから負ける。金を失い、時間も無駄にするという意味となる。これは本当に、誰に対しても当てはまる金言だろう。
パチンコ・パチスロはどうせ最終的に、99%の人間は赤を打つようになっているのだ。
そういうものなのだ。
まあ僕はそこそこ運がいいんで、20年以上打っておきながらまだ生涯収支は青いままだが、これも年々着実に減り続けている。いずれはマイナスのラインに突入する可能性が非常に高い。パチプロでもなんでもないし。
当該スレッドには「低貸しなら3万あれば余裕」みたいなことを書いてる人もいたけど、3万かぁ。低貸しだとメダルも玉も、通常レ―トの4倍長く通常区間を遊べるってだけのもの。
要は通常レートだと12万に相当する玉数を借りて大当たりではない状態の区間を遊べるってことでしょ?ところが今の時代、「通常レートを打ちます、予算は月に12万縛りです」って、普通に厳しいと思うんだよね。人によっては1日で焦げ付くんじゃないかな。ちょっと運が悪いだけで、あっという間になくなるよ。
僕も月12万だと、運が悪いと2日もあれば十分スッてそうだし。なので「低貸しなら3万あれば余裕」って意見は全然アテにならないと思っている。そもそも低貸しほど釘も設定も適当で放置されてるからますます勝ちにくいし。
手取り22万の社会人が、パチンコで毎月3万を上限に遊ぶというなんかふんわりした目標を提示する。これ自体に、どうせ大きな意味はない。
それに、こんなふわふわした目標を掲げる人って、初志貫徹できないだろうし。まともな人ならパチンコで大敗した瞬間にちゃんと引退する。月3万で遊ぶ? それができてる人はそもそもそんな目標を今更立てないのだ。
どう考えても、この人はこの目標を履行できるとは思えないし、現状では釘やスペックなどの問題が存在する関係上、どうあがいてもパチンコ代の上限を月3万で抑えることなどできないだろう。究極的にユーザーは、負けるためにパチンコ・パチスロをやるのだから。
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