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店員さんを「自分をもてなす存在」だと勘違いしている客はどこにでもいるようだ。京都府の50代男性(コンビニ店員)は、高頻度で来店するだけで「顔もいつも買うものも覚えてもらっている」と決めつける“自称・お得意様”にうんざりしている。
言うまでもなくコンビニはシフト制で回しており、毎回同じ客にあたるとは限らない。しかし「自分は全員に覚えてもらっている」と勝手な認識をもっている客は、どの従業員にも「いつもの」と注文するのだという。(文:篠原みつき)
わざと「いつもの」と注文し、困惑する新人を楽しむ客
新人が困惑する事態になるのも日常茶飯事のようだ。
「例えば買い物カゴをレジに置いて『あとタバコな』っておっしゃるんですが新人従業員には酷な話」
新人でなくとも常連客ごとのタバコの銘柄など覚えるのは大変だ。しかも、なかには新人が困るようすをわざと楽しんでいる節がある客もいるという。
「ワシは常連や、顔とタバコ覚えときや。あんた新人やな?ワシは新人には寛大やし、それやったら今回は許したる。ワシは常連やしワシの事を覚えて次からパパっと対応しろよ。ワシは従業員には厳しいんや」
新人が入るたびにこれを繰り返すというから、店にとってはただの迷惑な客だ。さらに、この客自身は店員の顔を一切覚えていないという。
「かく言う私もそのお客様に入店直後から半年くらい何度もレジを担当してるのに、その度に新人やな寛大やから許したる発言をされていた」
要するに、店員の顔を覚えないばかりか「自己顕示欲がこのコンビニ従業員にしか出せないのだろうと分かりました」と男性は冷静に語る。そんな迷惑客は、レジ袋が有料化された際にも本性を現した。
「ワシは客やぞとずっと叫んでました」
「法律でレジ袋が有料化されてもワシは常連やし店には神様なんやからレジ袋寄越せ、ダメというなら他の大きなビニール袋をタダで寄越せ」
男性が違法になるからと断ると、客は大声でキレ出し、昔からいる女性従業員を呼べと騒ぎ立てた。
「その従業員からもレジ袋以外のビニール袋も渡せなくなったのと言われて、ワシは客やぞとずっと叫んでました」
結局、誰も相手にしなくなると、それ以降は来店しても無言で買い物するようになり、新人いびりもパタリと止んだそうだ。
迷惑客は後を絶たないながら、この客については「神様扱いは無いとやっと理解いただいたようです」と安堵したように書いている。
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