「芸者を呼ぼう!」→「花代だけで、一人5万円」 大はしゃぎする金持ちの友人男性にドン引き、やがて絶縁した女性
誰もそこまで乗り気ではない。いくらかかるのか、言い出しっぺの本人が払うのかなど女性の脳内で様々な考えが巡ったが、「いや、それはいいよ」と言うのも野暮な空気になり、反対する者もなく流されるまま呼ぶことになった。
やがて芸者さんが一人やってきたが、その場の様子を女性はこう綴る。
「ところが、結果、喜んでいたのは言い出した本人だけ。自分はべったり隣について、キスまでして大はしゃぎ。一方、残りの4人はというと、芸者さんに気を遣って『きれいですねー』とか言うだけ。どちらが客がわからない。唄や踊りなど芸の披露があるわけでもなく、1時間ほどでお開きになった」
そして会計のタイミングで、最悪な現実を突きつけられる。
「花代だけで、一人5万円。もちろん飲食代は別。キャバクラやホストより安いと言われればそうかもしれない。しかし、こちらは1ミリも楽しくない。気を使って金使って疲れただけだ。要するに、彼が指名した芸者を、みんなでスポンサーになって呼んだだけだ。割り勘なら事前に言うべきではないか?また芸者が呼べる店などどこでもあるわけではない。最初からたかる予定だったか、と白けた」
「被害者は私だけではないのだろう」
「明るく面白い人なので、それからもつきあいは続いた」という女性だが、ある日、決定的な事件が起きる。再び飲みに呼ばれた際、つぶれた彼を横目に先に帰宅しようと会計を頼んだところ、信じられない対応をされたのだ。
「ママが彼の過去のツケの分まで黙ってさしだしてきた。もちろん私が飲んだ分ではない」
まさかの他人の過去のツケまで請求されるという、嫌すぎる展開。ここでようやく女性は彼の本性に気づき、決別を選んだ。
「ぎょっとしたが、もしかして私に払わせようと呼んだのかと気づき、数万円だったので、手切れ金と思い支払った。それ以来彼とは会っていない。同窓会にも出てこないし、噂もきかない。被害者は私だけではないのだろう」
数万円でこんなセコい金持ちと縁を切れたのなら、まあよかったのかもしれない。
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「ガソリン代として持ってきたのがメロンパン一つ」 ドライブに誘ってきた友人と絶縁


