クリーニング店で「ご自宅で洗濯してください」ワイシャツを拒絶された女性「じゃあ、もう来ません」と退店→その後、店は廃業

画像はイメージ(AIで作成)
自分ではどうにも手が回らないことをプロにお願いしたとき、「その程度」と拒否されたらつらい。
投稿を寄せた神奈川県の60代女性は、かつて近所のクリーニング店で遭遇した出来事を振り返った。それは、夫がまだ出張の多い仕事をしていた頃のことだという。
「当時は自分の仕事もたて込み、実家のこともいろいろ重なり、ワイシャツにアイロンをかけることさえ負担に感じる時期がありました」
普段は自宅で洗濯していた女性だったが、その日は夫のワイシャツを数枚持って、近所のクリーニング店を訪れた。(文:篠原みつき)
「はあ、その程度であれば、ご自宅で洗濯してください」
その店は駅前で便利な場所にあり、料金は少し高めだったものの、立地の良さから利用しようと思ったという。受付にいた中年の女性店員に対し、女性はできるだけ丁寧にこうお願いをした。
「襟首に汚れが付いてしまったので、きれいにしていただけますか?」
ところが、返ってきたのは予想もしない言葉だった。
「はあ、その程度であれば、ご自宅で洗濯してください」
この言葉に、女性は思わず「え?」と固まってしまった。クリーニング店とは、そもそも汚れを落としてもらうために持っていく場所だ。家で洗えと言われるとは思ってもみなかったという。
あまりの対応に絶句した女性は、ただ一言、
「ああ、そうですか。じゃあ、もう来ません」
そう告げて店を後にした。
駅前の再開発で見かけた“あの店”
それ以来、女性は少し駅から離れていても、料金が安く、いつも笑顔で接客してくれる別のクリーニング店に通うようになった。
時は流れ、最近になって駅前の再開発で街並みが変わる中、女性は「あのクリーニング店が廃業している」のを見かけたという。その光景を見て、女性は当時の出来事を思い出し
「サービス業は技術だけでなく、たった一言の接客でお客さんを失うこともあるんだな」
と実感を書いている。
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