田舎にありがちなこと「バスの時刻表を見てから家出発」「自販機ができると嬉しい!」 | キャリコネニュース
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田舎にありがちなこと「バスの時刻表を見てから家出発」「自販機ができると嬉しい!」

田舎あるある

田舎あるある

どうも、田舎者の松本ミゾレだす。今日はちょっと、田舎者にしか理解できない田舎の常識について、書いていきたいと思うだすよ。

定期的に取材で都会と田舎を行き来している立場上、僕はまだ都会の暮らしにも知見があるんだけども、そうは言っても田舎で一生を過ごす人はまだまだ大勢いる。そういう人たちにとっての当たり前って、都会生まれ、都会暮らしの人にとっては衝撃的だったりするはずなのだ。

ただまあ、都会の常識、非常識って、あくまでも田舎の人々の日常の方が、日本という国の中では多数派なんじゃないかとも思う。だから、今回は都会に縁のない人にとっては「何を当たり前のことを書いてる?」って話かもしれない。(文:松本ミゾレ)

「イオンは生命線」「マクドナルドが無い」

先日、ガールズちゃんねるに「田舎民にしか共感できないこと」というトピックが立った。読んで字のごとく、トピ内には田舎者たちの”あるある”が書き込まれている。いくつか紹介していきたい。

「イオンは生命線」
「マクドナルドが無い。なんかよくわからん、バーガー店がある」
「電車やバスの時刻表をみて家から出る」
「価値の無い山を所有している」
「自販機が出来ると嬉しい!!!けどすぐ無くなる……利益取れないのかなやっぱり」

ざっとまあ、こんな感じ。田舎にとっては、あるある過ぎて全然面白くない話ばかりだけど、都会の恵まれた人たちにとってはこういうのはきっと好奇の目で見えるものだし、笑いの種になることだろう。

でも、当事者にとってはいずれも無視できない現実なのだ。僕にも、持っているだけで金のかかる山林に頭を抱える同級生がいるし、バスの時刻を確認せずに外出するなんてことをしたら、下手すれば半日を無駄にしてしまう。

「うちは田舎で~」と言ってくる都会育ち 出身地を聞くと?

ところで、前述のトピックを眺めていると気になる書き込みがあった。

「真剣にコロナにかかりたくない。その症状じゃない、絶対家族一族共々村八分になる」

実際にもう地方で新型コロナウィルスに罹患してしまった家族が出た時に、この令和の時代に村八分という事態が起きた、という話が既に発生している。幸いにも、僕の出身地の宮崎県では「まあ何とかなるやろ」みたいなノリ。今のところ、そんな事態が発生したという話は聞いていない。

地方に帰省した都会暮らしの若者が感染しており、そのせいで一家がクラスター感染しちゃったという事例も今、田舎では問題視されている。実際、グーグルで「コロナ 村八分」と入力すると、サジェストに各県の地名なんかも出てきてしまう。

話が逸れてしまったが、とにかく都会在住の人と田舎者とでは、生活様式からメンタリティまで、何かと違うものってことだ。都会生まれ、都会暮らしの友達は僕にも数人いるけど、やっぱりたまにそういう友達が「うちは田舎で~」とか言ってくると、かなり嫌な気分になる。問い詰めたら青梅とかだし。

バッキャロウ!俺がもし青梅生まれだったらどんなに嬉しいだろう……。

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